ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

すぐ辞めてしまったとしても・・・

2016-12-20 10:41:37 | 思うこと
昨日はトールの日でした。

1回千円。
道具や絵の具も全部、先生のを使っていいという
とてもリーズナブルな教室です。

4人で習いに行っているのですが、
レッスン終了後は約30分のお茶タイム付きです。

教室の後は必ずランチにもいくという。

トールの日=お喋りの日でもあり、

月に1度の楽しみになっています。


お仲間はママ友だったり、ご近所さんだったり
お子さんの年齢もバラバラで、すでに社会人の子もいます。

その中で、今年、就職したお子さんが2人いるのですが、なんと、2人とも数ヶ月で仕事を辞めてしまいました。

Aさんのお子さんは
美大に通っていたのですが、在学中には就職先が決まらず、
卒業後の就活で夏頃、やっと決まりました。

担当の上司に耐えられなかったようです。
人格否定もあり、仕事の面でも、方向性の違いに気付いたらしい。
親が聞いても、その上司はちょっとなと思ったそうです。

それでも、まだ3か月くらいしか経っていないのだし
もうちょっと頑張ってみたらと言ったそうですが、
これ以上勤めたら、身体がおかしくなると言われ、辞めたのだそう。

その後、親と口をきかなくなり、部屋に閉じこもってしまったそうな。


Bさんのお子さんは、
大手シューズ店の店員になりました。
お店の方は皆、優しくて人間関係に問題はなかったのですが、

トイレなど、持ち場を離れる時は声をかければいいのですが、
なかなかそれができずトイレを我慢したりして、それが苦痛だったようです。

ゴールデンウイーク明けに、親には言わずに辞めてしまいました。
ただ、その時、すでに次の就職先を決めていたそうです。

歯医者の受付&歯科助手です。

そこでは手先の細かい仕事が求められ、娘さんはそういうのが好きで、
先生の評価も高かったようです。
歯科衛生士の資格をとるように言われ、学費も一部負担してもらい、
昼間は学校に行わせてもらっているようです。

辞めたと言われた時は、「もう?」「すでに?」とびっくりしたそうですが、
多分、辞めたと言うと、親に怒られると思い、
次を決めておいたんじゃないかと言っていました。

転職してよかったというケースですね。
自分に向いている仕事に出会えてよかったなと思います。


話は戻って、Aさんの娘さんですが、
小学校の時に何回か会っています。

凄く自然体で、笑顔がステキで
校長先生にもママ友にも可愛がられる存在でした。

今、まだ家にいるようですが、なんとか道を切り開いてほしいなと思います。


2人の話を聞いて思ったのですが、
まあ、私もそうですが、

やはり子どもが仕事を辞めたいと言った時に、
親は「まだ仕事を始めたばかりなのに?」と、思ってしまうんですよね。

我慢が足りないんじゃないかと心配したり落胆したりするわけです。

確かにそこを耐えて乗り越えることが出来たなら
人間として一回り大きくなるのだろうと思います。

でも、Bさんの娘さんのように早いうちに踏ん切りをつけて
別の道に進むことで、いい結果をもたらすこともできる。

するべき我慢なのか、そうでないのか・・・難しいですね。

ただ、日数が短いというだけで、我慢が足りないと決めつけてはならないし
親の価値観で物を言ってしまうと心を閉ざしてしまうこともある。

今は「我慢」を美徳とする時代じゃなくなってきているし、
そこでどれだけ耐えられるかよりも、どこでなら耐えられるか。
耐える価値があるのか?

その場所を求めているのかな?

ダメだなと思ったら切り替えていける能力の方を問われるのかもしれないね。

結局のところは、子ども自身が選択した道は子どものものなのだから、
親は見守ることしかできない。

どんな結果になっても、それを経験として積めればいいのだし、
その経験を活かして、次の行動を起こせればいいのだろうと思います。

親が余計なことを言うと、何かあった時に親の責任にされちゃうからね。

親の修行はいつまでも続きますね。



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