巷では、
新型コロナウイルスが大流行中!!
新型コロナウイルスが大流行中!!
書店では、
文豪・カミュの『ペスト』が大流行中!!!
“トイレットペーバー在庫切れ“
といい、
“先週末の首都圏外出自粛で買い占め”
といい、
マスコミが流す情報で
ますます品薄になってる。
この本もそういう情報の1つで
“書店では品切れ中”
ほんまかいなぁあ。
あまり信用していなかったんだけど…。
アチャァアア!売ってへん!!
「再入荷は〇〇日の予定」
そんな貼り紙がっっ!!
ほんまやったんかぁああ。
後日、紀伊国屋書店へ行ってみたら
「お一人様、1冊でお願いします」
マジかぁあああああ!!
ペスト
LA PESTE
著:アルベール・カミュ
訳:宮崎嶺雄
出版:新潮文庫
フランス出版:1947年(昭和22年)
日本初版:昭和44年10月30日
87版:令和2年3月30日
価格:750円(税別)
いやぁあああ。
まさかこの状況で
カミュの本を読むことになろうとは…。
10代の頃『異邦人』を読んで
感銘を受けたのだけれど、
他の本には手が伸びないまま…
何十年経ったんだぁああ。
まだ60ページくらいしか
読んでないんだけどね
ドキリ!!とする文章が
目に飛び込んできたもんで、
思わず載せまぁあす。
天災というものは、事実、ざらにあることであるが、
しかし、そいつがこっちの頭上に降り掛かってきたときは、
容易に天災とは信じられない。
この世には、戦争と同じくらいの数のペストがあった、
しかも、ペストや戦争がやってきたとき、人々はいつも
同じくらい無用意な状態であった。
しかし、そいつがこっちの頭上に降り掛かってきたときは、
容易に天災とは信じられない。
この世には、戦争と同じくらいの数のペストがあった、
しかも、ペストや戦争がやってきたとき、人々はいつも
同じくらい無用意な状態であった。
とにかく、甘くみていた。
ってことなんだよぉおおお。
ここだけでも今の我らと
通じるものがあるじゃないかぁあ。
これからどうなっていくのだろう…。
ドキドキしながら
ページを捲ってるよぉおお。
結末を知っていらっしゃる方は
教えてくれなくていいからぁあああ。
それに関する書き込みは禁止じゃ!
~追記~
コロナ禍の中で… カミュ ペスト (2020.6.29記)