塩野七生『ローマ人の物語? ユリウス・カエサル ルビコン以前』の書評:三頭政治の確立と瓦解 カウンセリングルーム:Es Discoveryウェブリブログ
『ローマ人の物語』は文庫版で愛読中なので、まだ文庫版になっていない部分は未読ですが、上記リンク先の長文のブログでも触れられている通り、最も面白いのはユリウス・カエサルの巻ですね。塩野さんもたぶんカエサルに惚れているのでは?と勝手に思っています。
カエサルが暗殺されたにも関わらず、その後のローマはカエサルの構想の通り帝国の道を歩み、元老院派は、死してもなお影響を及ぼすカエサルの威光に地団太を踏む状況となったそうです。それほどカエサルの考えたことは、スケールの大きい、将来まで時代を見通したものだったのですね。
「見たいと思う現実しか見ない」ようにはならないで、現実をありのままに見据えて判断できることのできる目を養うことがいかに大切か、そしていかに難しいかを『ローマ人の物語』を読んで痛感します。
『ローマ人の物語』は文庫版で愛読中なので、まだ文庫版になっていない部分は未読ですが、上記リンク先の長文のブログでも触れられている通り、最も面白いのはユリウス・カエサルの巻ですね。塩野さんもたぶんカエサルに惚れているのでは?と勝手に思っています。
カエサルが暗殺されたにも関わらず、その後のローマはカエサルの構想の通り帝国の道を歩み、元老院派は、死してもなお影響を及ぼすカエサルの威光に地団太を踏む状況となったそうです。それほどカエサルの考えたことは、スケールの大きい、将来まで時代を見通したものだったのですね。
「見たいと思う現実しか見ない」ようにはならないで、現実をありのままに見据えて判断できることのできる目を養うことがいかに大切か、そしていかに難しいかを『ローマ人の物語』を読んで痛感します。