何日か前、妻がクッキーをつくっていた。
「それ、何だい?」と聞いたら、”月見泥棒”とか言って、近所の
子どもたちがお菓子をもらいに来るという。
それが、昨日だった。
車でわが家に帰ろうとしていたら、なにやら手に袋をもった
子どもたちの群れの遭遇した。
どんな様子か見てみよう。
中秋の名月。
往古、子供たちは、竿のような長い棒の先に釘や針金を
つけてお団子を盗んだ。
子供たちは月からの使者と考えられていたといわれ、...
この日に限り盗むことが許されていた。
今は、月見どろぼーです」と言いながら、地域の家々で
お菓子をもらう。
鈴鹿の阿古曽町、算所の子どもたち、地図を見ながら、
おっ月さんのお供えを盗んで廻った。
あとで、聞いてみると、この行事には自治会はかかわって、
いないそうだ。
阿古曽町や算所に住む若いお母さんの有志が、そういう
行事が消えてほしくないと、もう何年も前から、続けている。
子どもたちは、二つのグループに分かれ、17軒の家々を
まわった。まだ、学校に行っていない子も混じっていた。
お菓子をくれる人も、おばあさまだけでなく、若い人も
いた。
子どもたちから、見たら、この街はどんなに、見えるのだろう。
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