えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

来年のことを言うと。。。

2015-12-04 15:27:26 | 航海日誌
引け間際、日経平均の主力銘柄に大口の資金投入で5分足が急騰したものの手持ち銘柄は蚊帳の外。435円安の日経平均、残高の目減りには目をつむってこのやりにくかった1週間でなんとか かっぱいだ現ナマの表示をを目でてこの週末をやりすごそうと目論む えいちあーる亭 亭主

よそ様の土地の後ろにある飛び地のような狭い空き地に境界杭を設置したい。との連絡を受けてこれ幸いと買い取りの方向で話を進める中、更地でよかった家でも建っていたら処置に困ったはずと、土地家屋調査士さんの世間話から増殖する空き家、ひいては少子化で人口が減っていくこの国の未来を見定めてみようと思ったわたくし。

相続税法の変更で相続税の網に引っ掛かる小金持ちさんが続出。相続税対策と銘打って土地持ちの高齢者に土地を担保にアパートを建てて相続対象の評価額を下げて家賃収入でローンを返済していく。そんな節税対策を口説き文句に血眼で借り手を探している銀行屋も居るとのことで。人口の減っていく国に成長はない、むしろ衰退するのが歴史の証明するところ。孫子の代まで続くローン。借り手のなくなったアパートは債務のかたまり、土地の価値が下がれば追加の担保を請求される。願わくば子孫に恨まれることがなければと思う えいちあーる亭 亭主

大都市でのタワーマンション、億ションのバブル化は金余りの海外資金と富裕層の節税対策。本来の住むための需要を超えて引き合いがあるからバブル化するわけで。特にタワーマンションと民泊の規制緩和のコンビが資産価値を著しく棄損する恐れがあるとの記事によれば、物件の所有者の何割かが東アジア系外国人であった場合、当然彼らはそこに住むわけではない投資目的の購入、欧米人に比べて遵法精神の劣る彼らがコスパのいいグレーゾーンの民泊に手を出さないはずがない。現実に共用スペースであるホールをパーティ会場として常用してトラブルになったり声高に話す東アジア系外国人が居住区を右往左往する現実。

更にクロダノミクスで潤った資金でマンション建設に拍車がかかってその物件が竣工するのが来年の春あたり。当然供給過剰になったマンションのバブルがはじけて逃げ足の速い投機資金が逃げた後には安くなった上にコスパのいい民泊需要の物件の更なる増殖とそこに住んでいる人が取り残される。供託金の積み立てが出来ずにメンテがおろそかになったタワーマンションのスラム化は目に見えていると記事は結んでいた。

都内でも賃貸住宅の空室率は20%を超えているそうで、少子化の未来に目をつむって節税対策という煽り文句に乗せられて自分で住むわけでもないアパートや土地に20年30年のローンを組むことは目減りする資産を高値掴みで引き受けることと同義。

ドラギ総裁が緩和ムードを煽りに煽った挙句量的緩和に踏み切らなかったのは我が国の黒田総裁の判断もおそらく同じこと。すでに危険水域にある金融緩和のその先に足を踏み入れたくない。異次元の金融緩和で稼いだ3年の時間的猶予を食いつぶしたぬらりひょんアベの罪はいつか歴史が問うことになるはず。サラエボで皇太子を撃った弾丸が跳ね返って第1次世界大戦につながった。そこまでいかないにしてもこの国の財政に対する仕掛けがもう始まっているかも。そんなぼんやりした不安のなか 株を枕に年越し とか言えた時代はとうに過ぎて、出来るだけ軽いポジションを目論む おくびょうなえいちあーる亭 亭主
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