もうあれから10年ぐらい経つののですが、当時のボクは一般道をツーリングする事より、サーキットの走行会に参加する事がオートバイとの付き合い方で、
それだけに当時の愛車はサーキット専用に改造されたものに乗っていました。まぁ、取り立ててサーキットだから専用車でないと走れない訳ではありませんが、
ボクの場合、レースに出場する事もないのにオートバイだけはそれらしい物に乗っていたんですよね(笑) 基本的にどこのチームにも属していなかったの
ですが、一応、地元のあるバイクショップが立ち上げたレーシングチームのお世話にはなっていました。で、当時ボクが乗ってたマシンはベースがカワサキの
「ZX-6R」で、走り始めた時が2009年式モデル、後半は2015年式のモデルの乗り換えて走ってました。マシンの内容は一応、エリア選手権「ST600」に
出場出来る改造が施されており、ボクの場合は、あのモリワキから販売されてた「moto2 コンプリート・バーション2」ってキットを装着した物だったです。
細かい装備内容としてはモリワキレーシングのチタンマフラー、バルブクランクカムシャフト、専用ガスケット、バルブスプリング、エアファンネル、専用の
強化クラッチ、CPU専用マッピング、前後マルケジーニホイール2セット、リアはレートの違う3種類のオーリンズ製サスペンション、マシターシリンダーなど
はブレンボー製のブレーキ周りにブレンボー製のブレーキキャリパー、RK強化ゴールドチェーン、アルミ製のラジエターにモリワキ専用のインジケーター
(ラップカウンターとトランポんダ付き)って感じです。1度だけ2015年式のマシンをパワーチェックする為にシャーシダイナモにかけた事がありましたが、
結果としては最大出力が158psあたりでした。ノーマルより20psほどパワーアップされてた感じですね。また走行会では一般道も走行可能なレーシングタイヤ
(SS)を履かせて、必ず素行前にはタイヤを温める為にタイヤウォーマーを使っていました。またボクはよく参加してた走行会だと、ジュニア(初参加含む)、
ミドル、ハイエンド、スーパーハイエンドとクラス分けされており、ライダーの技量に合わせてクラスを選ぶ事ができていました。ボクはハイエンドかスーパー
ハイエンドクラスに参加していましたが、このクラスだと、ほとんどのマシンが1.000cc以上のスーパースポーツバイクだったので、直線で置いていかれる感じ
でした(笑) 特に岡山国際サーキットだとコースが大きいのでヤバかったですね(笑) またボクがこだわっていたのは「オートバイの改造」と単独走行に
よる「コース攻略(タイムアタック)」だったので、他人との競争にはそれほど興味はありませんでした。速い人には「お先にどうそ」って感じです。ただ、
時々ですが、同等の器用を持つ相手に関してはついバトルを挑む事もあり、離されずついていければ「ボクの勝ち!」って勝手に喜んでたりもしてましたね(笑)
あと、自分が走らない時間はよそのパドックを見て回るのが好きで、色々なマシンをチェックしていました。これは自分が人に勝つことを目的としてる訳ではなく、
単純にサーキット専用に改造されたマシンが見たかっただけです(笑) で、中には恐ろしいほどお金を注ぎ込んで改造されたものもあり、オーナーに話しかけて
その内容を教えてもらったりしてました。お陰でそこそこ有名人になって、どこのサーキットに行っても知り合いがいるって感じになってました。中には国際A級
でメジャーなレースに出てる人もいましたが、ボクのイメージだと、そう言った才能のある人ほど優しくて人柄が良い印象です。また年齢層は高めで40歳代が
一番多かったイメージです。ただし中には家族や親子で来てる人もいて、まだ免許も持っていないじゃないかって子供いました。ただその子がまぁ速かったり
するんですよね!(笑) さて今日はおもきっきり個人的なお話になりましたが、いかがだったでしょう!(笑)