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名車中の名車!ノートン・コマンド961スポーツMk-II。(番外編vol.3685)

2023-08-08 10:09:46 | 日記

世界基準でも数年に1度の割合で、どんどん厳しい「排気ガス規制」が設けられ、それに追いつかない車両はその時点で廃盤を余儀なくされてる現状が

続いていますが、各社、大手メーカーに関してはその都度、新しい技術を取り入れて、何とかそれらをクリアしながら新しいモデルを量産してる状況

だったりしますよね。しかし一部の…、特にヨーロッパ圏に多くある「小さな町工場」の様なメーカーの場合、自社の技術だけではそれを乗り越える

ことが非常に困難で、結果として廃業に追い込まれたり、新しい技術開発の資金不足から倒産してるのが現状だったりもします。そんな中にあって英国

の伝統ある「ノートン」社もその例外ではありませんでした。しかし、流石に長きに渡る歴史と素晴らしい名車を排出してきた伝統のオートバイメーカー

と言う事で、現在は新しい資本家の手により未だに、ほぼハンドメイドで生産してる名車「コマンド」シリーズは、現在も進化を繰り返しながら新車で

売られてる非常に珍しいケースの車両となっています。過去を遡れば長期間、創業を停止していた時期もありましたが、見事、2013年に復活を遂げ、憧れ

の名車「コマンド」の進化モデル「コマンド961」として再生に成功。その後、このモデルも「Mk-I」シリーズを経て、現在ではより信頼性の高い「Mk-II」

シリーズへと移行、排気ガス規制に関しても現状でユーロ3の規定をクリアしたモデルとなっています。で、まず車両の説明前に、この「ノートン」社です

が1898年に英国で創業した老舗のメーカーで、同じ英国のメーカーである「トライアンフ」と違い現在も少量のモデルをハンドメイドで製造する高級車

志向の高い、小さな規模の会社のままだったりします。そのアイデンティテーを残しつつも、少数のモデルを世界販売しており、もちろん日本でも数社の

正規代理店から新車で購入出来る状況だったりします。で、今日はそんな中、現在も新車販売されてるスタンダードモデル「コマンド961スポーツMk-II」を

ご紹介したいと思います。その詳細なスペックを見て行きますとまずエンジンは新開発された、空冷&油冷式の並列2気筒OHV2バルブですが、クランクと

トランスミッションがそれぞれ別体式になっており、過去の名車時とほぼ設計が違わない状況でもあったりします。また正式な排気量が961cc、最高出力

は80psで、最大トルクが8.4kg、車重は218kgあり、フレームはスチール製のセミダブルクレードル式、フロントフォークは正立式で、ブレンボー製の

ブレーキキャリパーを標準で装備、リアは2本サスで、オーリンズ製を採用しています。ハンドルは一般的な配置となっておりシートは標準でシングル式、

長いタンクデザインが特徴で満タン時の容量が17リットル、市街地での平均燃費が大体20kmと言う感じになっています。更にメーターはかつてのイメージ

をそのままに電子式となってて多彩な情報を得ることが可能なものになっています。これで新車価格が3.377.000円(税込)です。スタンダードモデルで

この価格ですからハイエンドモデルの「SF」や「カフェレーサー」は更に高額なものになっています。あくまで性能がそのまま価格に反映されてる訳ではなく、

手間暇をかけて人が1台ずつ作り上げたハンドメイドであると言う事です。で、最後に現在の中古市場を見てみますと、大体安いもので300万円あたりから、

高いものだと400万円以上するものまであります。この価格は完全にレア性からくるものだと考えられます。ある意味年式に関わらず値段に変動が無いので、

もしかしたら10年乗って売ってもそこそこの価格で売却出来るかもしれません。しかしボクならもしこの「コマンド961スポーツMk-II」を手に入れたら絶対に

売らないでしょう!(笑) さて、今日はそんな希少価値の高いしかも新車で購入出来る不思議な英国の名車「コマンド961スポーツMk-II。」をご紹介しました

が、いかがだったでしょう!(笑)




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