Good Frlend!(motovlog)

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市販車レーサー!ホンダ・NSF250R。(番外編vol.3706)

2023-08-30 00:00:12 | 日記

今となっては珍しくなった市販車の「レーサーマシン」ですが、ホンダからは「NSF250R」と言うモデルを2011年より販売しており現在に至るまで継続して売られて

いたりします。まぁ、遡(さかのぼ)れば、かつて1980年代〜1990年代にかけてホンダから2ストマシン「RS250」、ヤマハからも2ストエンジンを搭載した「TZ250」

や「TZ250M」などを売っていましたが、現在では残念ながら販売されていません。と言う事で、唯一とも言えるホンダ「NSF250R」ですが、それまでの「WGP」での

「GP3」(2スト125ccモデル)から「motoGP」の「moto3」に変わった事で、4ストからなる250ccモデルを登場させたと言う経緯になってたりします。なのでマシン

のレギュレーションはその「moto3」に沿うもので、エンジンは水冷式の4スト単気筒DOHC4バルブで、正式な排気量が249cc、最高出力は35psで、最大トルクが2.8kg、

車重は84kg(軽い!)で、フレームはアルミ製のツインチューブ式となっています。もちろんレーサーマシンですから一般道での走行は不可でサーキット専用車です。ただし

それだけに作りは「贅沢で高性能」となっており、普通の250ccスポーツバイクと比べ何もかもが違ってたりします。大きな特徴はエンジンにもあり「逆向き」に15度

傾いた形状で、排気マフラーは高方式、インジェクション(PGM-FI)はフロントのインテークからダイレクトに風を受ける吸気システムとなっており、RAMエアインテーク

システムを標準装備、パワーモードが選べ、ピットロード用のスピードリミットシステムも搭載されています。またガソリンタンクはアルミ製で車体はマスの集中化により、

重いパーツはほぼ全てエンジンの下に集められてたりもします。更にサスペンションは車高からリフト量まで細かくセッティングする事が可能で、各サーキットによって

異なる仕上がりに変更する事が出来る仕組みになっています。これで現在の新車価格が1.490.000円(税込)またエンジンのみだと737.000円(税込)です。他にもたくさん

のパーツや周辺ものも揃っており、こちらに関しては「HRC(ホンダレーシング)」より各種販売がなされています。国内ではこの「NSF250R」のワンメイクレースで

あったり全日本ロードレースでの「GP3」に参戦することが出来ます。ただ、現在の日本を見ると多くのオートバイ好きがいるのですが、そのほとんどはツーリングを主体と

してるので、あまりサーキットに行くライダーは少ない傾向にありますが、ホンダは少しでも多くの人のレースを楽しんで欲しいと言う思いから市販用のレースマシンを販売

してるとされています。ボク個人としては非常に気持ちは分かるのですが、残念ながら「オートバイ好き=サーキットで走る」には残念ながらなっていません。実際オートバイ

レースも鈴鹿8時間耐久レースを筆頭に多くのレースを開催していますが、規模が小さくなればなるほど、観客の動員数は減る傾向で、スタンドはガラガラだったりします。

これは自動車レースも含め今の日本を物語ってる感がありますが、レース自体にみんな興味がないでしょう。何度も言いますが、レース関係者は少しでも多くのファンに足を

運んでもらいたい。更に言えばこの「NSF250R」を買ってサーキットで楽しんでもらいたい。そんな思いがある事は間違い無いです。さて、今日はそんな視点でオートバイを

捉えたお話として、市販で販売されてるレーシングマシン、ホンダ「NSF250R」をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)




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