薄墨(うすずみ)の向う側

 訃報を聞いてお焼香に伺う時に香典袋に書く文字は、薄墨で書く--これが日本のしきたりである。

 なぜ薄墨で書くかと言えば、「悲しくて涙が硯にはいってしまい墨が薄くなってしまいました」という意味である。

 形なんかより心が大切でしょとシラケるより、こうした優しい心の裏打ちのある「形」をしっかり守っていきたいと思う。

 明日もこの続きでございます。
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