今日は『写仏の庭』です。

密蔵院の客殿は月に一度こういうセッティングになる。『写仏の庭』パージョンだ。今日である。仏さまの線描画の上に薄い美濃紙を載せて、線描き専用の小筆でトレースする。お手本は毎回異なる。

俗に言う十尺天井(高さ約3メートル)の空間は、閉塞感もなく、また高すぎて不安にならない限界の高さだろう。皆さんをお迎えするのにお香を焚いておく。

始まれば、筆を通して仏さまとつながる時間だ。それはとりもなおさず、何も恐れる必要のない内なる、素晴らしい本当の自分を顕在意識へとたぐりよせる時間にほかならない。

昼の部は13時から15時。夜の部は19時から21時です。初めての方は二千円(筆を含む)。二回目以降の方は千円です。

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