沈魚落雁閉月羞花

観光バスで富士山のそばを通って、あいにく雲が出ていて富士山が見えない時、バスガイドさんはお客さんに言う。「今日ご乗車の女性があまりに美しいので、富士山は恥ずかしくて雲に隠れてしまっています」

さて、講談全集を読んでいて、女性の美しさを褒める名文句で出合った。「沈魚落雁閉月羞花」がそれである。すべて音で読むから「チンギョ・ラクガン・ヘイゲツ・シュウカ」で、何のことだかわからないが、「浮いている魚も身を沈め、飛ぶ雁も翼を収めて地に落ち、月も雲間に隠れ、美しい花も羞じて萎んでしまう」ほどの美しさというのである。これまた、いつか使ってみたい言葉だ。

昨日は歓送迎会、明日は暑気払い、土曜は残念会・・・。それぞれ思いが深い会だ。同じお酒を飲んでも味が異なるはずである。

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