枝と根の形は同じか?

今朝、境内に出て密蔵院のシンボルの銀杏を見上げて思ったことである。

……この枝はまるで血管のようだな。
……でも、根っこだってきっと血管のようだろうな。
……するってぇと、枝も根も同じような形状をしているだな。
……ひっくり返しても、形はあまり変わらないだろう。
……根も枝も、張るという言葉を使うしな。
(だから、今日の写真は上下ひっくり返しにしてあります。こうすると根っこを掘り起こして空中にぶら下げているように見えませんか?)

……でも、根っこを張り、枝を伸ばすとも言うな。

「根を張り、枝を伸ばす」--人生も同じようなものかもしれない。
栄養補給という基礎的土台をしっかりさせた上で、太陽(悟り)を求めて思いっきり枝を伸ばす。結果的に、同じような形態をとることになるのだろう。
 葉っぱが無くなった時に現れる、大木が伝える人生教訓なのかもしれない。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )