話すチカラをつくる本―この一冊で想いが通じる! 価格:¥ 500(税込) 発売日:2007-03 |
「話すチカラをつける本」
山田ズーニーさん の “30分で読める”本 です。
(でも、効果は一生続くそう・・・。)
●「宇宙人発見!」 といったニュースは、
「東スポ」よりも、「NHKの7時のニュース」の方が信頼がおける。
つまり、「何を言うかより、だれが言うか」。
「自分のメディア力」を高めることが大切。
自分にメディア力がないときは、
相手と通じ合えるような話から始めること。
ささやかでも信頼関係が生まれると、
後の話はずっと届きやすい。
●「小さな問いをたくさん立てる」 のが、金田一耕助。
「なぜ、犯人は、ここで靴を脱いだのか?」
「なぜ、薄い壁なのに聞こえなかっのか?」
「犯人は○○だ」と最初から決めつけるのが、石頭の警部。
(当たった試しがない。)
「小さな問いを立てる」ことが、「考える」ということ。
考える方法が分かれば、もっと自分の本音に近い意見を
もっと相手に届くように伝えられる。
●「早く元気になって!」という病気の人へ言葉には
「元気でない状態はよくない」という価値観が
無自覚なまま入り込んでいる。(逆効果になる。)
よく正論を言って孤立してしまう人がいる。
それは、正論を言うときには、
自分の目線が、必ず相手よりも高くなっているから。
悩んでいる相手がいたら、
相手理解をしっかりして、自分の経験に基づいて話す。
「問い」 を共有すること。
「問い」が響けば、相手は自ら答えを探し、行動に移していく。