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水戸梅日記

水戸・いばらき

公務員定員削減

2005-10-09 | おしごと
公務員定員削減で 「小さな政府」 は実現するのか?

政府の経済財政諮問会議が、国家公務員定員の純減目標を5年間で5%程度とするよう提案したことを受けて、大前研一さんが、配信メールでこの問題について語っていたのが、とても興味深かったので紹介します。

前段では、5%で改革と言えるのか。少なくとも40%は減らさないと(外郭団体も含めて)何も変わらない、との主張を展開。

そして、後段が、地方公務員についての主張です。


地方公務員は「横に動ける」仕組み作りが必要


1 人員を削ることも必要だが、もっと削らなくてはならないのが 「予算」 であり 「権限」。


2 現在、「何をしているのかよくわからない」公務員が大勢いて、この「よくわからない」人らが予算を確保し、公務員権限を振りかざして「いらない仕事」を発注している事実が問題の本質


3 公務員業務を分析してみたところ 「0.3人分の仕事のために 1人が割り当てられている」 。公務員は部門、職種ともに縦割りの構造のため、空いているリソースがあったとしても、他業務のサポートに回るシステムは取られていない。


4 この「横に動けない」現実は、自治体規模でも同じ。自治体は、市町村合併がブームになっているが、業務そのものは減らない、前述したようにクビにする法律がないので人員が減ることもない。


5 これらを一気に改善することが難しいなら、せめて県内で自由に動けるようにすべきだ、というのが私の提案。市町村ごとではなく、県でまず職員を採用する。人口が増えているところがあれば、減っているところから転用させる。効率を考えた転用をもっと柔軟に行うべき。


6 市町村合併という「器」をあれこれいじるよりも、システムそのものの改善に着手し、キャリアパスを実現させるほうが大切。


7 さらに全国には現在3300もの市町村があり、それぞれ自治体ごとに業務を行っているが、その業務はほとんど日本全国、同じ内容。同じであれば、業務を司るBPO(Business Process Outsourcing)カンパニーを1社立てて、そこに業務を集約させれば効率は格段に向上する


8 そうすれば、地方公務員の数は今の10分の1で済む。さらに民間企業にとっては大きな事業機会となる。小さな政府(=スモールガバメント)とはすなわち、BPOガバメント。


9 世界を見ると、このような仕組みを確立している州や県が多々ある。しかし、日本では、公共施設の管理など一部サービスのアウトソーシングに限られてしまっている状況。


10 政府が掲げる国家公務員の「5%削減」は、場合によっては「自然減」で実現しかねない数値。かたや地方自治体が掲げる「市町村合併」は、そのバックボーンたる人員体系の改善が先決。掲げたお題目よりも、その根本にある課題の本質を念頭に置きつつ、政府の進める「小さな政府」への本気度を見定めることが、重要になる。



今日は、市民運動会でした・・・。雨天決行!

小学校の運動場に各町内会のテントを立てたものの、なんと競技は体育館の中で行われました。しかも、競技種目は大幅に減らされて、町内対抗リレーもなしという(ちょっとさびしい私)・・・多分、これまでにない、珍しい運動会だったのではないかと思います。(ちょっと消化不良の感は否めないと思いつつ、朝5時半から活動していた私は家に帰って爆睡してしまいました。)

それにしても、市民運動会というのは、すごいなぁと思います。

よくあれだけの人が出てきて、運動場を整備するなど、さまざまなお手伝いをするものだなぁと思います。いろいろな団体に、それぞれお手伝いの人が割り振られているからなのでしょうが、結構みんな「大変ですねぇ」とか言いながらも、それなりに楽しそうにてきぱきと動いています。

そして、 「ヒトの動き」 に加えて、 「モノの動き」 もすごいなぁと思います。
市民運動会というのは、何か競技に出ると最低でも参加賞、入賞すればさらに良い商品がもらえたりと、帰りには持ちきれないほどの荷物を抱えて帰ることになります。お弁当やおやつも町内で商売している方が準備してくれたりします。(一世帯で、5千円くらい持ち帰っているような・・・気が・・・する?)

職業柄でしょうか・・・、地域の連帯感、地域経済の活性化などについて、しみじみと考えてしまいました。(ちなみに、うちのダンナは職業柄、飲み屋にはいると、一月いくらの儲けがあるかを即座に考えたりするそうなのですが・・・私からいえば、これは、かなりつまらない!と思います。)

で、職業といえば、前出の公務員ですが・・・、

定数削減というのも必要でしょうが、働き方が選択できるようになったらいいなぁ・・・と思います。週3日だけとかもOKよ!みたいな・・・。(もちろん給料は半分でいいです。)

自分としては、もう少し仕事以外に地域のことをやらなきゃいけないような気はしているのですが、実際のところは(フルタイムのため)最低限のことしかできていない状況です・・・。

でも、少しでも、そういうお手伝いの経験をすることが、仕事にも活きると思う・・・、というか、活かしていくべきだと思うので、微力ながらも (たまには、文句も言いますが・・・) 頑張ろうと思っています。






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商店街の活性化(2)

2005-10-04 | おしごと
家から一番近くて10年近くお世話になっている「美容室」が、郊外に移転するという「お知らせ」が届きました。今秋オープンする大型SCには、新店舗が出店するということも書いてありました。

ダイエーショックから、立ち直っていないというのに・・・。「お前もか・・・」みたいな。(がっくし・・・です。)

とても感じのいいスタッフが多く、好きな雑誌、会話の内容などがデータ化されているのか、いつ誰が応対してくれても気持ちの良い美容室だったんですけど・・・。(といいつつ、シャンプーの時から、眠りまくってしまう私ですが・・・。)

「お疲れなんですねぇ。」 「はい。」

ついていくべきか・・・、新しい人(店!)を見つけるべきか・・・。
(揺れるなぁ・・・。)


ということで(無理矢理“緊急”)、商店街の活性化(2) です。

「再生する地域の特徴点」 という 兵庫県立大学教授 中沢孝夫 さんの 講演録 を紹介します。
(昨日のいただきものです。悪くならないうちに・・・)
※第29回行財政研修会東京セミナー講演シリーズ第88号です。

以下は、その要約です。 得意の(?) 「10点まとめ」 です。

●商業地の地価は、バブルの頃と比べると10分の1になった。でも、家賃は半分しか下がっていない。例えば、人口50万都市の「駅前商業地」は、六本木ヒルズよりも坪単価が高かったりする。


●この高い坪単価の「駅前商業地」に入れるのは、消費者金融、英会話教室、全国チェーンの居酒屋やファーストフード、あと最近では、携帯ショップ。だから、全国の駅前の風景が同じになってしまう。


●「シャッター通り」になるのは、店の持ち主がお金を持っているのが原因。彼らには、これまでの30年間で、店を誰かに貸さなくても食べていけるだけの蓄えがある。(賃料の値下げをしない。)


●商業をやっている人は、土地の値下がりを嘆く話しかしない。製造業の人が、コストダウンや製品開発などの話ばかりするのと比べて対照的である。


●昭和50年代から60年代の商店街も空洞化していたが、その頃は、まだ、商店の人は、店の2階とか裏に住んでいた。その後、通産省の小売り指導が「売り場面積拡大主義」となり、実際に仕入れればなんでも売れた時代がやってくる。


●そのため、だんだんと、売り場面積を広げるために、郊外に家を建て、いままで住んでいるところを売り場にしはじめた。全国の中心商店街の夜間人口は最盛期の半分以下になった。


●そして、どうなったかというと、まず、最寄り品(食料品・雑貨)が崩壊した。次に、買い回り品(洋服など)が崩壊した。


●致命的だったのが、営業時間の大幅な削減だった。朝は7時に起きて店を開け、夜は11時までやっていたから、ここが文字通り「セブン・イレブン」だったのに・・・である。(機会損失がどれだけ広がったかわからない。)


●地域にとっての「後継者」とは、はっきり言って「新規参入を認めるか」どうかである。(ご先祖様が中心市街地に土地を確保していたら、その子孫は永遠に幸せなんていうことが市場経済として許されるのか・・・?)


●中心市街地であるが故に、そこに際限のない公共投資と、際限のない面倒をみるよということは許されない。再生されるべきなのは、再生しようとする意思が当事者にある場合のみ。それは「物語をつくる力」なのである。



参考事例として出てきたのが、以下の3つです。

山形県高畠町

商店街が 「昭和ミニ資料館」 になっている。これは、「昭和」30年代を思い出すために一日だけ祭りをやろう!その時には家に昔からあるものを持ってこよう!」ということになり、昔の婦人雑誌やポスター、家電製品などが、たくさん集まり、それらをショーウィンドウに飾りはじめたのが活性化のきっかけ。

青森駅前の新町通り商店街

かつて、駅前の地下を掘って駐車場を作った。(1台あたりのスペースを作るのに2000万円以上かかる。)でも、お客はこない。・・・そして、駐車場がないからお客がこないのではなく、行きたい場所がないからこないということに気づいた。道路を狭くして、歩道を広げた。車で来るお客さんだけに駐車券を出すのは不公平だからと、バスで来た人にも、バスの補助券を出すなどお客さんを公平に扱うことにした。(ここは、コンパクトシティの成功例で有名なところですよね・・・?)

ニュー練馬北町商店街

近くに大型店ができることに危機感を覚え、商店街で地域で困っている人を助けようというボランティアを始めた。高齢者が遊べる場所、子育て支援をする場所をつくるなど、いろいろなアイディアで、「価格よりコミュニケーション」という差別化が出来た。

SB今日のおやつでした。
ショートブレッド「ダッチーオリジナル」。
ダッチーは、1990年、英国のチャールズ皇太子が設立した自然食品のブランドです。(ショートブレッドで有名なのは「ウォーカー」ですか。)
ミルクティーによく合うお菓子です。


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商店街の活性化

2005-09-16 | おしごと
十年くらい前に、女性職員の五人グループで、一年間、商店街活性化の研究をしたことがあります。
活性化の方策を絶対見つけるんだー!と、みんなで一生懸命取り組んだことをいまでもよく覚えています。他の自治体の方や、まちづくりの専門家などから、たくさんのお話を聞かせていただきました。(静岡の呉服町商店街や横浜の二俣川商店街などに行きました。)だから、いまでも商店街の活性化というテーマには思い入れがあります。(研究でわかったことは、人づくりが大事ということ、それから、とにかく時間がかかる・・・、ということでした。)

今日、「常陽ARC」の9月号に、「市街地活性化と商店街活性化」という記事があったので、紹介します。

この記事を書いたのは、日本政策投資銀行の藻谷浩介(もたにこうすけ)さんという方です。
私は昨年、講演を聞きましたが、確か自転車が趣味で、全国ほとんどの市町村に行ったことがあるとおっしゃっていました。フィールドワークをしっかりやっている方なので、商店街活性化についても、きちんとした意見をもっています。

以下のアドレスで、記事の全文を見ることができます。

http://www.arc.or.jp/ARC/200509/ARC0509gatu/0509ronnsetu1.pdf

書いてあることは、

まず、「市街地活性化」 と 「商店街活性化」 は、似ているけれども全く違うということ。

市街地は 「花」、 商業機能は 「花びら」 である。

花には、他にも 「根」(居住人口)、 「葉」(業務人口)、 「茎」(教育・医療等)があり、これらをバランスよく育てることが重要だとしています。


次に、商店街問題の本質について、4つの疑問を投げかけて、それぞれに答えています。

1 「商店街」とは、どこか?

(組合なのか?制度要件だけか?)

利用者から商店街をとらえることが大切。所有者も経営者もまちまちな多数の商店(大型店含む)が、横方向に連たんしていて、その間を歩いて回遊する利用者のいるエリアである。     



2 何をもって、「活性化」というのか?

(ハード事業やソフト事業を執行すれば活性化なのか?手段が目的化していないか?)

→これも、利用者から考える。個店を中心とした集積がエリアとして維持・拡大されていることが「活性化」である。



3 行政が支援する必要性は何か?

(「現にある制度を執行する必要」が、行政にあるだけではないか?悩んでいるのは行政の担当者だけじゃないのか?)

→1つめは、行政にとって商店街の活性化は「税収維持とコスト削減」につながるという理由。(市町村の自主財源は固定資産税であり、インフラ整備のコストがかからない)

→2つめは、SCやロードサイド商業集積などではなく、商店街のような空間を求めている住民もいるという理由。


4 誰が、何をしないと衰退し、誰が、なにをすると活性化するのか?

(郊外型大型店の増加で衰退したのか?じゃあ、TMOが頑張れば活性化するのか?)

→衰退の主犯は、中心にあった「根」・「葉」・「茎」を剥がして郊外にやってしまった行政自身ではないか。そして、もう一人の主犯は、商店街の地権者である。商店街の地権者こそ、SCであればテナントミックスをしなければならない人だが、これがまったく機能しない。日本の商店街関係制度の成果が出ないのは、この最大の利害関係者の取込み漏れによるところが大きい。行政と住民と商議所だけではことは進まない。


結論としては、既存の空資産を低家賃でいいから埋めていくことが必要。地権者に成り代わって資産価値の維持増加を目指すエージェントが、賃料を下げることに同意した一部地権者の土地建物の賃貸を仲介することで、やる気のある新たな商業者を導入し、住民(根)や従業者(葉)を増やし、歩行者と売場面積の増加を再現するということ、だそうです。(青森市の新町商店街や佐世保市の四ヶ町商店街などが典型例。)


私の家(マンション)は中心市街地のなかにあります。うれしいことに地域と協力してやっていこうとしている商店会の近くでもあります・・・。恵まれていると思います。(ただ単に・・・、すぐ飲みに行けて飲んだとしても這って帰れるところを選んだんだよね・・・という方もいますが・・・。)そして、この価値を高めるために、自分に何かできたとしたら、更に幸せだと思います。

さて、今日は、娘達は「ドラゴン桜」を見ています。「東大に入りたいの?」と聞いたら「うるさいっ!」と言われてしまいました。(明日は運動会だけど、起こしてやらないもんね・・・。)今日は単身赴任のダンナもまだ帰ってこず、家の近辺の飲み屋に行けないでいます。金曜日の恒例なんですけどね。
(お酒が好きなんですね?。惜しい!・・・ごはん作るのが面倒くさいんですね?ぴったしカンカン。)

最後に、運動会や行楽のお弁当に、ある程度の数を頼むなら、「ふじた」という芸術館の近くの「わっぱ飯」のお店が、なかなか良いかもしれません。(私は、先日のインディアカ大会の時に頼みました。)


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高齢社会における地域医療

2005-08-29 | おしごと
鳥取の自治体学会で、鳥取県日南病院長である高見徹さんから聞いたお話です。高見さんは、2日目午後の分科会「ローカルガバナンス・どう守る、住民の健康 ~地域の保健・医療・福祉~ 」のパネリストの一人でした。

私がわかったことは、以下の2つの常識が必ずしも 本当ではない ということです。

  1 高齢化率の高い地域にある病院は在院日数が長くなる。

  2 病院のベットは満床にしておくことが経営上有利である。


日南病院では、

「町は大きなホスピタル」 「町の道路は病院の廊下」 「各家庭は病院のベット」
を合い言葉に、「在宅医療」を展開しています。

高齢化比率は41.4%(H15.3月末現在)という状況のなかで、一般病棟の在院日数を14.9日まで短縮、医業収益での黒字を20年連続で達成しています。

「病院は満床にしてはいけない」 が病院の不文律だそうです。

「在宅医療」で、病気を早期発見、早期治療して、早期に地域に返すシステムを作れば、在院日数は自ずから短縮する。在院日数が短縮すれば自ずから空きベットができる。空きベットがあることは「いつでも入院できる」という家族の安心感につながる。地域住民の信頼を得ることができて、在宅医療が続けられる。これが経営の健全化につながる。満床にすることは、一見有利なように見えて「病院に入れない」という不安感しか招かない。

地域をコミュニティと捉えれば東京も一つの地域に過ぎない。日南病院の地域医療は、高齢社会の先進地である日南町での20年間の実績に裏打ちされたものであり、30年後の東京でも役立つ医療だと信じて日々頑張っている。

・・・ということです。 いいなー。こういう町で暮らしたいなー。死にたいなー。と素直に思わされたお話でした。

そして、このシステムは、「この病院長だからこそできた」ということではないのだそうです。現に自分も2代目の病院長であり、組織の遺伝子は継承させていくとのことでした。

そこに、「3代目が危ないんですよねぇ・・・」 という大森先生(コーディネーター)のナイスな(というか、きつい?)つっこみがはいり、分科会参加者一同、爆笑でした。

※ちなみに、ブラックジャック、ブラックジャックによろしく・・・などなど、医者マンガって、なぜあんなに面白いのでしょうか。医者ドラマもですけど・・・。


自治体学会は、今年度初めての参加、2日間という短い時間でしたが、たくさんの人からいろいろな話を聞くことができました。特に、情報交換会は、片山知事、西尾先生などなど、普段であれば絶対に話もできない方と個人的にお話しすることができたりしたので、大変お得だったかと思います。また、参加している方々の楽しそうな感じが伝わってきて、なんかすごいなーと思ったりしたわけです。「来年も、またねー」とみんな帰っていきましたが、・・・やっぱりコンサートだったのね、と思う私なのでした。(え、違うの?)

jonnyさて、ここで問題です。これは何でしょうか?




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ミッション・パッション・ハイテンション

2005-08-21 | おしごと
斉藤孝さん(大好き!)の「働く気持ちに火をつける」という本のお話です。(この話は、先日の「徹子の部屋」でも語っていたそうです。)

働く気持ちを支える柱となるのが、「ミッション・パッション・ハイテンション」という3つの技だそうです。

以下、簡単な要約です。

①多くの四、五十代の男性は、どんよりとした雰囲気である。不機嫌で硬直した体が習慣化している。不機嫌な身体とは、エネルギーが循環していない状態。活気のある人は離れていくし、周囲からは嫌われる。

②いま若い人は、やりがいのある仕事を欲しがっている。人は社会のなかでの役割を欲している。「社会の中で、思いっきりエネルギーを出し切って、燃焼感を味わってみたい」と思っている。これが、若い人の本音であり、前述の不機嫌な人にも共通する思い。

③エネルギーはありあまるほど抱えているのに、それを社会の中でぶつける場所や手段がない。「やりたい仕事がない」「自由なのがいい」といってフリーターを選択する若者は多いが・・・、社会の中で、他者に働きかけていける技を一つでも二つでも持っていること、これが「真の自由」である。

④社会に本当に必要なのは、「癒しよりもエネルギーをどう発散させるか」である。疲れているから不機嫌なのではなく、エネルギーを十全に発揮できないから気分が悪い・・・悪循環になってしまう。燃えるきっかけをどうつかむか、が最大のポイント。

起爆剤一つで人は燃え立つ。阪神は、チームの不毛さを上回る炎力を持つ星野監督が来て、優勝できた。仕事は上機嫌な人としたい。あの人と仕事をするとなにか明るく、爽快感を持って仕事ができると思ったとき、人は燃えたつ。これからは、「世のため、人のため、チームのため」と思って働く人が勝ち。

⑥というわけで、声に出しましょう。「ミッション、パッション、ハイテンション」。毎日こう叫んでから、仕事をしましょう。

⑦ミッションとは、仕事を常に「これは自分に対する使命だ」と引きつけて考える技のこと。

⑧パッションとは、ネガティブな体験や不愉快な感情を、エネルギーの起爆剤に変えてしまう方法。

⑨ハイテンションとは、どんなときでも上機嫌で仕事に向かう力

⑩どうやったら自分を燃えたたせる起爆剤を見つけ出せるか。ひいては、どうやって自分が活気あふれる炎を渡す側の人間になれるか・・・続きは、本書に・・・いろいろな人の事例が出てきます。


では、最後に、もう一度。「ミッション、パッション、ハイテンション」

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「自治体再構築における行政組織と職員の将来像」

2005-08-19 | おしごと
「自治体再構築における行政組織と職員の将来像~役所はなくなるのか、職員は不要になるのか~」という本を読みました。著者は今井照さんという方で、現在、福島大学行政政策学類教授です。(1953年生まれの元東京都職員だそうです。)私は、この方の著書はだいたい読んでいます。(大変読みやすい上に、内容は示唆に富んでいます。)

では、私がこの本を読んで「なるほど!」と思った10のポイントについて順番に紹介します。(かなり、強引につなげてしまいましたが・・・。)

「行政は市民のアウトソ-シングである」が、この本の根底にある主張。市民が「税金」という一種の会費を出し合い、「行政サービス」を確保しているだけのこと。つまり、「何をどこからどこまでやるか」は市民に決定権がある。

②しかし!「最近のアウトソーシング論」はとんでもない。
 「行政は肥大化してきたので、もうこれ以上はできません」(?) 「役所はここまでしかできないので、あとは市民の皆さんでやって下さい」(?)これを「補完性の原理」「近接性の原理」と称している人たちまでいる始末。(補完性の原理とは、「誰がやるのか」じゃなくて「誰が決めるか」という問題。)これを、「開き直り協働論」という。

③最近話題の「指定管理者制度」でさえ問題はある。個々の使用許可という行政処分まで委任でき、民間事業者でもできるということで、大きな飛躍とされた指定管理者制度だが、単なる委託契約ではなく、「指定手続きを行政処分にしてしまうというテクニック」(議会をかませる)が用いられており、この結果、相手先が全くの恣意によって選ばれてしまいかねなくなった。理論的にも、実践的にも、行政処分性というものを最大限無限化するような指向性を持つべきではないのか。

④役所の中には、閉塞感が漂っている。新しい事業を起こそうというより、どの事業をどこまで削るかに精力が注がれている。あまりにも困難な課題の前に萎縮している,あるいは思考停止状態になっている。原因は、団塊世代が年齢を重ねるごとに職層細分化をして対応してきたことか?これが、市民自治の観点から見た組織再編ではないことは明らか。

⑤これからは、市民が役所のなかに溶け込んでくるようになる。志木市は「行政サポーター」制度などで、市民を役所に入れているが、派遣社員、再雇用、再任用、臨時職員、アルバイトなど、多様なタイプの人たちも働く中で「正規職員」とは、どうあるべきなのか。(地方公務員法の欠点は、一日8時間勤務のいわゆる「正規職員中心」の体系になっていること。)

⑥旧態然とした組織風土を残しながら、「自分だけは大丈夫」と考える職員が多数派。むしろ、一部の感受性の豊かな職員の方が精神的に追いつめられるという悪循環がみられる。なんとかしなければ。

⑦唯一、希望を感じるのが、自治体職員達による勉強会などの動き。毎年夏に開かれる自治体学会などは、毎年、参加者数の記録を書き換えている。すごいと思うのは、沖縄道州制研究会の「沖縄道州制試論(骨子)案)」。こういった活動は、放課後の活動であり、職員は自分の時間と身銭をきって参加している。でも、これこそが「遊びの世界」ではないか。

⑧自治体再構築の最大の目標は何か。「地域で暮らし続けること」である。地域で暮らす人々が今後も希望する地域で豊かに暮らし続けることができれば、これ以上の目標はない。しかし。お金はない。お金を使わずに新しいシステムを構築するには、いままでは経済的価値と認識されない分野を活性化することが必要。社会的な関心や自発的な行為など、お金には換算されていないが、市民社会を成り立たせていた人や物の動きの価値を認めることである。

⑨職員に必要とされる政策形成能力とは、「政策法務感覚」・「スクラップ能力」・「市民的常識」の3つ。 「政策法務感覚」とは、これはおかしい、へんだと気づく能力。「スクラップ能力」とは、打たれ強い、タフということ。「市民的常識」とは、醒めた意思で自分をみつめるもうひとりの自分の視線を獲得すること。
 
最大の資源は人である。。人と人がうまく絡まって回りつづける仕組みを準備しなければならない。

以上です。長時間にわたりおつき合いいただきまして、ありがとうございました。で、来週は⑦のところに書いた自治体学会に行って来ます。今井照さんにもお会いしたいと思っています。


bento※この要約作業の翌朝作った、ものすごーい手抜きのお弁当(3人分)です。ねむいーっ!





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イメージアップ作戦

2005-08-19 | おしごと
昨日のS会で「茨城のいいところ、悪いところ」を話し合ったところですが、今後、茨城県のイメージアップ作戦を考えるにあたって、参考になりそうな話題を3つ挙げてみたいと思います。

1 岐阜県「オリベプロジェクト」

国内よりも“海外で有名”になることによって、逆に国内で,“すごさ”が認められた事例です。
古田織部(織部焼)をブランド化して県の戦略に絡ませ,ニューヨークで「お茶会」を開き,伝統工芸品等を紹介しました。

直接担当者にあって話を聞いてきたのは,2年前のことなので,現在はどうか分かりませんが、いまでも「すごかったなー」と思い出す事例です。(投資した額もすごかったと記憶しています。)知事の思いきったトップダウンにより実施したそうです。

2 山口県「ひとのくにファンクラブ」

“県外在住”者を山口県のファンにする作戦が行われています。
(私は自治大の友達の付き合いで入会しました。)

1500円の入会金を払って会員になると、昨年の場合、1500円分の名産品(フグ茶漬けなど)と図書カードが送られてきました。その他、情報誌が年4回届きます。

そういえば、今朝のテレビで見たのですが、山口県は波田陽区を県の宣伝隊長にしたそうです。(恐るべしですね~。)

また、金子みすずは山口県の出身ですが、みすずコレクションというスティショナリーグッズを作っていて、うちの娘達は「かわいー」といってはまってます。(金子みすずが2等身のキャラクターになってます。)

3 茨城県「つくばスタイル」

最後に茨城県。
今月の常陽ARCがつくばの特集を組んでいたのですが、その中の西川りゅうじんさんの書いたレポートがとても面白かったです。大人なのに・・・たくさんの遊び心に溢れていて驚きました。時間のある方は是非ご一読を。

常陽ARCという雑誌の2005年8月号「つくばエクスプレス開通と沿線開発」の中にあるレポートです。(HPでも見ることができます。)

misuzu※山口の方にいただいた(というか、おねだりした)2005みすずカレンダー(卓上版)です。
みんなちがってみんないい






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