水戸梅日記

水戸・いばらき

ミッション・パッション・ハイテンション

2005-08-21 | おしごと
斉藤孝さん(大好き!)の「働く気持ちに火をつける」という本のお話です。(この話は、先日の「徹子の部屋」でも語っていたそうです。)

働く気持ちを支える柱となるのが、「ミッション・パッション・ハイテンション」という3つの技だそうです。

以下、簡単な要約です。

①多くの四、五十代の男性は、どんよりとした雰囲気である。不機嫌で硬直した体が習慣化している。不機嫌な身体とは、エネルギーが循環していない状態。活気のある人は離れていくし、周囲からは嫌われる。

②いま若い人は、やりがいのある仕事を欲しがっている。人は社会のなかでの役割を欲している。「社会の中で、思いっきりエネルギーを出し切って、燃焼感を味わってみたい」と思っている。これが、若い人の本音であり、前述の不機嫌な人にも共通する思い。

③エネルギーはありあまるほど抱えているのに、それを社会の中でぶつける場所や手段がない。「やりたい仕事がない」「自由なのがいい」といってフリーターを選択する若者は多いが・・・、社会の中で、他者に働きかけていける技を一つでも二つでも持っていること、これが「真の自由」である。

④社会に本当に必要なのは、「癒しよりもエネルギーをどう発散させるか」である。疲れているから不機嫌なのではなく、エネルギーを十全に発揮できないから気分が悪い・・・悪循環になってしまう。燃えるきっかけをどうつかむか、が最大のポイント。

起爆剤一つで人は燃え立つ。阪神は、チームの不毛さを上回る炎力を持つ星野監督が来て、優勝できた。仕事は上機嫌な人としたい。あの人と仕事をするとなにか明るく、爽快感を持って仕事ができると思ったとき、人は燃えたつ。これからは、「世のため、人のため、チームのため」と思って働く人が勝ち。

⑥というわけで、声に出しましょう。「ミッション、パッション、ハイテンション」。毎日こう叫んでから、仕事をしましょう。

⑦ミッションとは、仕事を常に「これは自分に対する使命だ」と引きつけて考える技のこと。

⑧パッションとは、ネガティブな体験や不愉快な感情を、エネルギーの起爆剤に変えてしまう方法。

⑨ハイテンションとは、どんなときでも上機嫌で仕事に向かう力

⑩どうやったら自分を燃えたたせる起爆剤を見つけ出せるか。ひいては、どうやって自分が活気あふれる炎を渡す側の人間になれるか・・・続きは、本書に・・・いろいろな人の事例が出てきます。


では、最後に、もう一度。「ミッション、パッション、ハイテンション」

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「東大で上野千鶴子にケンカ... | トップ | (続)「東大で上野千鶴子に... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
水戸の梅子さん、ブログ記念日おめでとう。梅子さ... (kunny)
2005-08-22 22:01:20
水戸の梅子さん、ブログ記念日おめでとう。梅子さんの徒然なる日記を楽しみにしています。明日から、「ミッション・パッション・ハイテンション」で仕事します。
返信する
他には(ビルキスのママさんにも言いましたが)、... (梅子)
2005-08-22 23:49:14
他には(ビルキスのママさんにも言いましたが)、「ポージング」という技もあります。片方の手を腰に、もう片方の手は拳にして高く上げ「がんばるじょー!」です。・・・頑張ろうね。
返信する

コメントを投稿