風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

サクラ咲く

2012-05-02 11:00:54 | 日々の生活
 長野県安曇野にゴルフ合宿に行って来ました。合宿とは、一泊二日で2ラウンドもしたので、そう称しているだけのことです。学生時代には、バッグを担いで歩いて三日間6ラウンドなんてへっちゃらでしたが、この歳にもなると、二日間たった2ラウンドでも、まともにやりおおせません。初日のハーフは薄暮プレイで、クラブをカートに載せて歩いたまでは良かったのですが、二日目の1.5ラウンドはカートに乗るおじさんゴルフで、既に前日のハーフの後遺症で肩が張っていたため、出だしは荒れて、身体がほぐれて調子よくなったのも束の間、23ホール目(通算32ホール目)あたりからは腰砕けで、へなちょこショット連発という体たらくでした。
 それでも、ちょうど二年前の4月30日、飯能の某ゴルフ場15番の砲台グリーンを駆け上る途中に、ぶちっと肉離れを起こして以来のコースだったので、たとえ軟弱合宿であろうと耐えられるかどうか正直なところ不安があって、今は全身疲労が心地よいほどです。
 ゴルフと言うと、どうしても朝早くて夜遅く、渋滞に巻き込まれるなど、とかく行き帰りが憂鬱なものですが、出発の30日は三連休の三日目、朝9時に調布インターから入った下り中央高速は空いていましたし、帰りの5月1日は平日の夕方ながら、都心に向かう中央高速は空いていて、狙い通りだったとは言え、まさかここまで狙いが的中することになろうとは却って驚いたほどでした。首都圏の道路事情がいつもこんな調子だったら、どんなに暮らしやすいことだろうかと、普段のストレスの多い生活を恨めしく思いました。
 そして当地は、山の上にありながら風がなく、陽射しも強くなければ雨もなく、寒くもなければ暖かくもなく、半袖のポロシャツでのびのびプレイをしてちょっと汗ばむ程度の絶好のゴルフ日和で、気心の知れた友人とのラウンドは、何よりの気分転換になりました。
 ・・・と、随分、前置きが長くなりましたが、今回の隠れたお楽しみは、桜が満開だったことでした。ひと春に二度楽しめる、まさにグリコで、さながら二度と会えないと思って別れた人にばったり巡り会えたような驚きと懐かしさを満喫しました。
 上の写真は、ご覧の通りの花曇り。9番ホール(多分)のサクラ、咲く(5月1日撮影)。
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