ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

ぷりぷり市物語_8

2010-08-23 21:08:19 | 逆襲の藤隆
私が湖東三山に出かけているとき、甘井サンは電話の応対に追われていたらしい。
文学全集を刊行する権限を持っている關東の出版社である。
甘井サンたちが簡単に、出版するといったものだから
全集の担当の人間もぷりぷり市の方に電話を催促するようにしているのだ。
出版社も日本語圏では権限を持っている団体。
ぷりぷり市の都合は考えてもくれない。
「ですから代理の者が、創一族の人間にアポを取っているんです。
そこが上手くいったら、電話かメールが行くと思うのですが・・・。」
かなり口手八町な言い方だなと我ながら思うのだ。
關東の人間も少し猶予を与えるといったようだけれども・・・。
まあ、いいか。
つづく
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぷりぷり市物語_7 | トップ | ぷりぷり市物語_9 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

逆襲の藤隆」カテゴリの最新記事