ブルーシャムロック

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住宅地の中の画廊

2016-09-30 10:03:35 | 逆襲の藤隆
「よく来てきてくれたね。」
画伯は、暖かく迎えてくれた。 lccを降りた私は、インターネットの情報を頼りに、電車を乗り換え乗り換えして 名古屋市内を走行する
インターアーバンの路線を降り、 住宅地の駅で降りた。
私、ガリベンは、かつてインターネットで知り合った人間が、現在名古屋にいる 事を発見。彼は名古屋で発信している雑誌でイラストを掲載していて、その他、自分で 絵を描いている事をスマホで知った。
「インターネットの情報でここに来たんだ。」
私はそういう。
「まあ、見てのとおりだ。」
額縁に入った絵は、名古屋の雑誌に掲載されている絵のほか、犬や猫の絵がたくさんある。
彼に尋ねると、よくわからないマニアックな犬や猫の種類の談義になる。
「はぁ。」
私は半信半疑でそれを聞く。
「パロディ精神が薄い。」
私はひとこという。
「昔のように、東北や台湾のことでごちゃごちゃ言われたくないからね。」
彼は口を歪めた。
「だけれども、ユートピアは求めてはいけないかな。」
私は言う。
「確かにね。」
彼も言う。
彼は現地の人と話しているので、お暇しよう。
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