ブルーシャムロック

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おむにばす・どきゅめんたりー_3

2010-09-08 19:01:09 | 逆襲の藤隆
「行っってきます。旦那・・。いえパパ・・・。」
私は、自らと主従関係にある旦那様に朝の挨拶をする。
私自身いったん、旦那様というのをパパと言い換えたのは
或る意味私の養父だからである。
もともと私のボディーガードとしてLondonに赴いたとき、
旦那様をボディーガードとして雇い入れた。
その後、13歳の中学校に上がったばかりの時、
正体不明のテロに遭い、家を焼け出され、私は
影武者の盾により、ある場所の令嬢としての地位を
剥奪されたのである。
で、主従が逆転して、私は横浜にある養父の実家に住んで
大学生になった今でも生活している。
「知世、バイトで遅くなるのか?」
父が私に聞いてくる。
「今日は、バイトがないからパパと、御飯を食べられるね。」
私はにこやかに応える。
現在私は小学校の教師を目指している。
ここの暮らしも悪くない
つづく
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