「今年の夏はどうだった。」
9月はじめの通学路、少女は少年に話しかける。
「お姉ちゃん、まあ、友希と馬鹿なことをしているだけさ。」
少年はくすくす笑った。
「相変わらずアイツは馬鹿だよ。逹彌君」
お姉ちゃんといわれた少女は、辟易したような顏で答えた。
「まあ、アイツか・・・。でも、アイツが変わったのは・・。」
逹彌といわれた少年は一瞬考えた。
「早起きをしたことかな。あいつ鈍い奴だけれども、何かを感じている・・・。」
お姉ちゃんはそう答えた。
「あいつも何か一学期の間やったのかもしれない。」
海沿いの瀬戸内の街、2人は学校に急ぐ。
つづく
9月はじめの通学路、少女は少年に話しかける。
「お姉ちゃん、まあ、友希と馬鹿なことをしているだけさ。」
少年はくすくす笑った。
「相変わらずアイツは馬鹿だよ。逹彌君」
お姉ちゃんといわれた少女は、辟易したような顏で答えた。
「まあ、アイツか・・・。でも、アイツが変わったのは・・。」
逹彌といわれた少年は一瞬考えた。
「早起きをしたことかな。あいつ鈍い奴だけれども、何かを感じている・・・。」
お姉ちゃんはそう答えた。
「あいつも何か一学期の間やったのかもしれない。」
海沿いの瀬戸内の街、2人は学校に急ぐ。
つづく
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