ブルーシャムロック

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おむにばす・どきゅめんたりー_4

2010-09-08 19:01:48 | 逆襲の藤隆
「うほっ。ちびっ子だらけの初秋の水泳大会。」
なんだかすごいなと俺はお姉ちゃんとポスターを見て
思った。
「なんだかすごいね。友希君も出場するのかな。」
太り肉の少年がつぶやく、俺の悪友の一人洋平である。
「でるんじゃないの。」
お姉ちゃんがつぶやいた。
「あ、友希君のお姉ちゃん?やはり友希君は褌で出のかな。」
洋平は皮肉に満ちた乾いた笑をした。
「でるな・・・。」
俺はぼそっとつぶやいた。
「もしかしたら、僕たちも褌かもしれないよ。」
洋平はまた口を開いた。
「まあ、それはそれでいいんじゃない。私も出ようかな。」
お姉ちゃんも俺の傍らでつぶやいた。
「出るんだ・・・。」
俺はなやんだ・・・。
「ともきくーん、」
「なんだよ、あゆみ・・。」
「友希君が褌だったら、私は和風柄水着なの。」
いちゃいちゃしているばかっぷる参上。
俺とお姉ちゃんはばつが悪くなってその場をタイサンした。
つづく
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