ブルーシャムロック

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リゾートタウンの數日間_餘話

2022-10-17 05:20:13 | 逆襲の藤隆
「不思議な感触だな。」
日下部浩一郎は平賀知世がリゾートタウンで購入してきた
水着用布を使った6尺褌に身を包んでいた。木綿とは違う、化學纖維とも
違う感じ。化學纖維みたいな速乾性と、天然繊維みたいな着心地が
同居している。
「浩一郎くん、早速リゾートタウンで購入した布の水着
着用してみたんだ。私は丈夫そうな感じが気に入っている。」
平賀知世が水着を作るときにマイブームになっている1950-60年代のレトロモダン
水着である。
「柄が、褌に身を包んだ少年のイメージなんだ。それに西洋風の草木柄ってのが知世らしい。」
と萌美ちゃんがいう。6尺褌に身を包んだ少年のイメージがあるのは、浩一郎くんを
イメージしたのだろうか。
「僕の褌は孔雀柄で、現代の海パンみたいに見える柄を選んだんだ・・。
やっぱり・・。」
と苦笑していた。
最初に知世さんと出会ったとき、
「浩一郎くんの6尺褌は伝統と今の融合したデザインがいい。」
と言われたことがある・・・。
二人はスイミングの練習に出かけた。

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