その夜、
はるかは、友輝に問いつめられてばっかりだった。
「どーだったか・・・。例のこと・・・。」
はるかは面倒くさがって
「別に、別に。」
の一点張りだった。
「俺はなんだか恥ずかしかったし、変な感じだった。」
友輝のでかい聲の回答。
「そう。私も同じよ。まあ、年を重ねればやるのかもしれない。」
はるかは、まじまじと弟を見た。
「俺が・・・。」
友輝は信じられないようだった。
「信じられないかもしれないけれども、また逹彌きゅんとそれを・・。」
はるかが言った。
「解った・・・。もう言うな・・・。」
友輝はあわてていた。
つけっぱなしにしていたRadio からNEWS がこぼれる。
「依然として長州を軍事占領している東北連邦軍は、撤退の兆しを見せません。
占領軍の小野寺司令官は・・・。」
ラジオを聞きながらはるかは考えていた。
「明日の朝、逹彌君と何を話そうかな・・。」
つづく
はるかは、友輝に問いつめられてばっかりだった。
「どーだったか・・・。例のこと・・・。」
はるかは面倒くさがって
「別に、別に。」
の一点張りだった。
「俺はなんだか恥ずかしかったし、変な感じだった。」
友輝のでかい聲の回答。
「そう。私も同じよ。まあ、年を重ねればやるのかもしれない。」
はるかは、まじまじと弟を見た。
「俺が・・・。」
友輝は信じられないようだった。
「信じられないかもしれないけれども、また逹彌きゅんとそれを・・。」
はるかが言った。
「解った・・・。もう言うな・・・。」
友輝はあわてていた。
つけっぱなしにしていたRadio からNEWS がこぼれる。
「依然として長州を軍事占領している東北連邦軍は、撤退の兆しを見せません。
占領軍の小野寺司令官は・・・。」
ラジオを聞きながらはるかは考えていた。
「明日の朝、逹彌君と何を話そうかな・・。」
つづく
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