「かざはやの里」
津市最大の規模の溜め池・風早池のそば、伊勢温泉ゴルフクラブ内にある花園。
2004年に日本で初めて「園芸福祉」を取り入れた花園として誕生しました。
早春から秋にかけて「梅・藤・紫陽花(あじさい)・秋桜」が楽しめます。
施設の中には花の丘神社・ドッグラン・ゴルフ練習場・ショートコース・茶屋・足湯などが楽しめます。
ワンちゃんも一緒に入場することができます。
梅は、「百花魁(ひゃっかさきがけ)」という呼び方もあって、1年のなかで最も早く咲く花として知られています。雪景色や寒空のなか美しい花をつける梅は、生命力の強さを感じることから縁起の良い花とされ、正月の飾りとしても重宝されてきました。9世紀半ばの平安時代中期までは、「花」と言えば桜ではなく梅のことを指しているほど、「梅」は花の中の主役だったのです。
「寒紅梅」「道しるべ」「白加賀」「鹿児島紅梅」「紅千鳥」「日光梅」「紅鶴」「豊後梅」「湊紅梅」「小梅」「南高梅」「思いのまま」「淋子梅」など66種類585本が2月上旬~3月下旬に25,000㎡の緑の芝生の絨毯の中に開花します。66品種 585本の梅があります。
施設名の「かざはやの里」は、敷地内にある「風早(かざはや)池」が由来。
「梅まつり」
料金は開花状況によって変動します。
2月28日訪れました。
「入園ゲート」
「園内拡大図」
「かっぴい」
受付をすませ、散策です。
この日は入園料500円でした。
「風早池」は垂仁天皇が紀元35年冬10月、全国に作った800の灌漑池のひとつです。戦国時代には津城藩主「藤堂高虎」が灌漑工事を手掛けた土地に「風早」とつけたことから「風早池」と名付け、現在も県内有数の田畑の水資源となっています。
河童(カッパ)のふるさとといわれている所以は、この「風早池」に、近くの雲出川に住んでいた河童(カッパ)が移り住んだからと言われているそうです。
風早池に沿って進んで行きます。
「養老梅」樹齢約100年、高さ6m。
樹齢100年を超える『かざはやの里』のシンボルともいえる木です。
左・・・花乃丘神社への道
右・・・休憩所~展望所への道
右手へ進みます。
茶屋辺り
笑福のたぬき広場
しだれ梅の開花はもう少し先のよう。
「展望台」からの景色
=紫陽花、藤棚、花乃丘神社方面=
=茶屋方面=
「花乃丘神社」
日本の福祉は西暦五九三年四箇院で身寄りのない方、高齢者、障がい者に生活の場を提供したことが始まりと伝えられています。その福祉の「創始者」聖徳太子をお祀りしています。
狛犬は聖徳太子の愛犬・雪丸
御朱印
「顔はめパネル」
現在8分咲き。
20日頃まで楽しめるということです。
説明文は公式サイトより