【折々の花だより】

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京都冬の旅PARTⅡ~妙心寺~

2013-02-20 | デジカメ紀行
京都冬の旅、第二弾、右京区花園にある、妙心寺へ行ってきました。
(第一弾は御室仁和寺 ➱こちら
境内、東西500メートル、南北619メートル、10万坪、塔頭寺院46カ寺院、「塵一つない」と言う表現がピッタリのところです。
先ずは



建物の写真
手前が仏殿、後ろが法堂(1656年建造、重要文化財)。
法堂の丸天井に、狩野探幽法眼守信の雲竜の図がみられます。
撮影禁止なのでパンフレットで。


天井を見上げながら、ぐるっと歩くと、ずーっと龍と目が合っています。
私はどうも左目が気になって・・・。


建物の外、屋根瓦に「昇り龍と下り龍」、


また、鬼瓦に五芒星(魔よけの意味あり)が見られます。この鬼瓦は北東に向いて付けられています。
鬼瓦自体、魔よけの意味があるのに、さらに・・・、ってことなんですかねー。
他にも相国寺、奈良唐招提寺、西大寺などにも見られるようです。


       
八角形の赤い写真・・撮影禁止なので立て看板を撮りました。
経蔵(重要文化財)と言って6500巻もの経典を納めた八角形の回転式の棚で、一回転させると全巻を読んだのと同じ功徳が得られるとか・・・合理的ですね(笑)。
特別公開です。

浴室(明智風呂)

1587年明智光秀の菩提を弔うために建てられたもので、特別公開です。


写真はないんですが、奥に脱衣所があり、お坊さん達が着替えなどを布に包んできて、ここに敷いて広げた事から「風呂敷」と名が付いたそうです.

特別公開の大庫裏の外観です(重要文化財)

              
数百人分の食事を賄うう台所で、大かまど(五右衛門風呂のよう)や三十畳敷の食堂、貯蔵庫などが備えられています。
               
屋根は今、桧皮葺ですが、以前の瓦ぶきの時に「兎の鬼瓦」が飾りに付けてあったそうで、その「兎」が建物の中に保存されています。
月に照らされた甍を波に見立て、月から兎を連想した瓦職人の遊び心か?と言われているそうです、夢がありますね。

また正面の鬼瓦の眼には「穴」が開いていて空が見えています。

「空見の鬼瓦」と言うそうです。

矢痕の写真


玉鳳院、四脚門(重要文化財)に残っている「応仁の乱」のときに刺さった矢の痕だそうです。

見る所がありすぎて、まわりきれません。
手入れが行き届いていて、気持ちが良く、ボランティアガイド(多分)の方々が丁寧に教えて下さりとても良かったです。

お友達から情報をいただきました
妙心寺の塔頭の一つ東林院での『沙羅の花を愛でる会』に行ってきました、っと。 ➱こちら

帰り道・・・


この路面電車は京都四条大宮から嵐山方面に走っている京福電車嵐山線、通称「嵐電(らんでん)」です。
太秦映画村へ、紅葉等、ONシーズンにはいっぱいになります。
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