【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

中山寺

2020-03-05 | デジカメ紀行
中山寺(なかやまでら)は、兵庫県宝塚市にある寺院。真言宗中山寺派大本山。
近畿二府四県と岐阜に渡る観音巡礼の道、西国三十三所の第二十四番札所です。
本尊は十一面観世音菩薩(十一面観音)。安産・求子の観音さまとして古くより親しまれています。
北摂の地に紫雲たなびくといわれる中山寺は、聖徳太子の創建によるわが国最初の観音霊場です。第十四代仲哀天皇の先后大中姫(さきのきさきおおなかひめ)、その長子麛坂皇子(かごさかのおうじ)、弟忍熊皇子(おしくまのおうじ)の追善供養のため、あるいは聖徳太子、蘇我馬子との政争に敗れた物部守屋の霊を鎮めるために建立されたと伝わっています。

2月20日、訪れました。
境内図


山門


中山寺の境内への入り口となる門です。門の左右には勇ましい仁王像が鎮座し、悪しきものが境内へ入り込まぬよう守護しています。「望海楼」とも呼ばれ、昔はこの山門の上から遠く海を望むことができたと言われます。

  


山門の内側


  


参道の両側に

ガマズミ  馬酔木
  


   椿  サンシュ  
  


山内十二支一代本尊奉安所
生まれ年の干支によって、守本尊といわれるご縁のある仏さまが決まっています。
山内各所に守本尊がお祀りされています。

総持院「酉卯」

卯年の文殊菩薩、酉年の不動明王と福禄寿を祀る塔頭寺院です。

 
宝蔵院「未申」

未年申年の守り本尊である大日如来と弁財天を祀る塔頭寺院です。


華蔵院 「戌亥」

戌年亥年の守り本尊である阿弥陀如来と毘沙門天を祀る塔頭寺院です。


成就院 「丑寅」

丑年寅年の守り本尊である虚空蔵菩薩と布袋尊を祀る塔頭寺院です。


観音院 「辰巳」

辰年巳年の守り本尊である普賢菩薩と大黒天を祀る塔頭寺院です。


階段を上がって行きます。




大黒堂「 子」

七福神の一柱で、財福の神さまである大黒天をお祀りしています。


寿老神堂「 牛」

寿老神を祀るお堂で、山内七福神など幾つかの霊場の札所です。


石の櫃(からと)





寺伝では十四代仲哀天皇の先后大仲姫がこちらに埋葬されたと言われます。


閻魔堂

西国三十三所の開創には徳道上人と閻魔大王との縁起があり、
このお堂には閻魔大王と十王が祀られています。


五百羅漢堂

お釈迦さまとそのお弟子である羅漢さまの像が五百体以上祀られるお堂です。


鐘楼


さらに階段を上がって行きます。エレベーターやエスカレーターも設置されています。



手水舎


*右手には*


祈祷殿、開山堂、護摩堂と並んでいます。

開山堂
中山寺を開山されたと伝えられる聖徳太子の立像を祀るお堂です。

護摩堂

不動明王をはじめとする五大明王が祀られているお堂で、
近畿三十六不動霊場の札所の一つに数えられています。


奥の方に・・・。

五重塔

平成29年に再建されたこの五重塔は深い青色をしており、東方を守護する聖獣、
青龍の名を冠して「青龍塔」と名付けられました。
この塔にはネパールの寺院より請来されたお釈迦さまの御舎利が安置されています。


*左手には*



本堂




中山寺のご本尊の十一面観音さまが祀られ、安産をはじめ人々のさまざまな願いを祈願する道場です。脇侍にも十一面観音さまを祀り、合わせて三十三面となるのは西国三十三所の各観音さまを表しています。




五色の手綱は、ご本尊の十一面観音さまの左手と結ばれています。

びんずるさん

本堂の前におられます。


奥に見えているのは。
大願塔

大日如来をお祀りする朱色の多宝塔で、特別永代供養のお位牌安置所です。


阿弥陀堂

阿弥陀如来がお祀りされています。


本堂の裏から。


  


鎮守社

境内地を守る鎮守神と山内七福神の恵美須神が祀られている社です。


絵馬堂の天井

参詣者が自由に休憩できるお堂です。

亥の子地蔵

北向き地蔵とも呼ばれ、無病息災を祈るお地蔵さまです。

大師堂

真言宗の祖、弘法大師空海を祀るお堂です。

大師堂の隣に


梅林へ向かいます。庭園式の梅林です。






  











  



星の広場にやってきました。
藤棚があり、4月末に見頃を迎えます。





  



駅前で見つけました。


鉄腕アトムの作者、手塚治虫氏は、5歳から24歳までを兵庫県宝塚市で過ごしました。1994年に手塚治虫記念館が設立されました。彼の漫画人生の軌跡ともいえる、未来へ向けた「自然への愛」と「生命の尊さ」が博物館のテーマとなっています。館内には、彼が40数年描き続けた作品の数々が展示され、漫画づくりを体験できるアニメ工房やドリンクを楽しめるジャングルカフェなどもあるそうです。


汚水管マンホール蓋

市の花・スミレと周囲は音楽と文化の街のロゴマークである鐘です。 「OSUI」「TAKARAZUKA」の文字。
「<」の模様の受枠にある矢印は下水の流れる方向を示しています。


説明文は、公式サイトを参考にしました。


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