【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

信州旅

2017-10-20 | デジカメ紀行
10月7~8日、信州方面へ。
天気予報は「雨」。
7日、「快晴」とまではいかずでしたが、まずまずのお天気。

一度訪れてみたかった「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」。

駐車場に車を停めます。


入り口で迎えてくれます。


わくわく気分で中へ。



ピーマン通りの両側、1階はショップやレストラン、2階以上は客室となっています。



八ヶ岳の暮らしに欠かせない森のライフスタイルショップ、そば処、
ジェラートの店等、石畳の回廊に
21のレストランやショップが並んでいます。

今はハロフィーン仕様。ピーマン通りにジャックオーランタンが。










わんちゃんもOK。


丸山珈琲でコーヒータイムです。

オーナー自ら産地で豆を買い付ける、世界トップクラスの
スペシャルティコーヒー。



一息入れホテルへ向かいます。











チェックインし、ホテル内の探索へ。


中央左よりに水車もあります。








反対側(下流の方)、温泉の湯煙が出ています。

室内は、マキストーブが焚かれています。


ハローウィンの飾り付け








8日は快晴。
ホテルから2、30分の所にある「池」へ。

諏訪ICから奥蓼科温泉郷に通じる「湯みち街道」沿いにある
小さな農業用ため池、御射鹿池(みしゃかいけ)。





御射鹿池の名前は、諏訪大社の鹿狩り場。
諏訪大社に伝わる神に捧げるための鹿を射るという神事、
御射山御狩神事(みさやまみかりしんじ)に由来するそうです。

日本画家、東山魁夷が信州を初めて訪れたのは大正15(1926)年。
そこで山国の自然の厳しさに強い感動を受け、そこに暮らす人の
素朴な温かさに触れたといいます。


『緑響く』(1982)東山 魁夷
白馬が駆けた緑の御射鹿池


『緑響く』は、テレビCMにも登場して話題となった、東山魁夷の代表作のひとつ。農業用のため池としてつくられた「御射鹿池(みしゃかいけ)」が
モチーフです。
八ヶ岳中心高原国定公園のなかにあり、
2010年には農林水産省により、ため池百選に選定されました。
酸性が強く、生き物が棲息できません。酸性を好むチャツボミゴケ
(茶蕾苔)が湖底に繁茂しているために、青緑に光る湖面に木々が
美しく映るのだそうです。

『東山魁夷館所蔵作品集』(1991)で、東山魁夷は次のように
記しています。
一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、
画面を右から左へと歩いて消え去った――
そんな空想が私の心のなかに浮かびました。
私はその時、なんとなくモーツアルトのピアノ協奏曲の第二楽章の
旋律が響いているのを感じました。おだやかで、ひかえ目がちな主題が
まず、ピアノの独奏で奏でられ、深い底から立ち昇る嘆きとも祈りとも
感じられるオーケストラの調べが慰めるかのようにそれに答えます。
白い馬はピアノの旋律で、木々の繁る背景はオーケストラです。

東山 魁夷さんに関する説明は
日本画家 東山 魁夷 白樺リゾート観光協会
「著名人が愛した風景」より(写真も含む) 引用










カモやルリイトトンボも見られるとのことですが・・・。




湯みち街道






渋御殿湯、渋・辰野館、明治温泉、御射鹿池に通じる湯みち街道。

街道筋には沢山の観音様が祭られています。




この石仏を道しるべに、旅の無事を祈り、温泉へ向かったそうです。


御射鹿池を後にし富士見高原へ向かいます。

富士見高原リゾート内に車を停め「天空の遊覧カート」乗り場へ。



天空の遊覧カートは、気軽に標高1,420mの雲上まで登れる、自動運転カートです。標高差200mの頂上までは25分間。
終点の「望郷の丘展望台」からは、日本三大高峰の富士山・北岳・
奥穂高岳を望む、180度の大パノラマを見ることができます。

ヒッポ(アウトドア用の車椅子)を積んで、付添者と一緒に雲上散歩を
楽しむこともできます。
また、ペットも一緒に乗ることができます。

カートは、ハンドルを握る必要はなく、スタートボタンを押すだけで
走り出し、カーブも自分で回り、指定場所で自動的に停止します。
道路に埋められた電磁誘導線を、センサーが感知しながら
進んでいきます。










頂上で停止しました。

頂上にある、創造の森 彫刻公園。
標高1,420mの大自然の中に50体の彫刻を設置・展示する
屋外美術館です。
平成元(1988)年から10年間にわたって、国内外の彫刻作家によって
製作された50体の彫刻が展示されています。

刻々と変わっていく雲の様子や、雲がかかっていましたが、富士山も、
やっぱり綺麗です。











































係りの方は、これで点検?に走りまわってられました。



景色を楽しんだ後は八ヶ岳方面へ。

特に他に予定もなかったので、以前に何度か訪れたことのある所へ。

信州、八ヶ岳の西麓標高1,300mの高原に、「八ヶ岳農場」の名前で
親しまれている八ヶ岳中央農業実践大学校(昭和13年開校、
総面積273ha)があります。


大学校直営の売店として「八ヶ岳農場・直売所」が出来たのは昭和53年。新鮮な野菜や卵、牛乳・乳製品が販売されています。
セルリー、レタス、ブロッコリー、野沢菜、白菜、キャベツ、大根などの
高原野菜。
トマト、キュウリ、ナス、カボチャ、スイカ、メロン、イチゴ、ズッキーニ
などの果菜類。
バレイショ、スイートコーン、ソバ、飼料作物、牧草等。
温室・ハウスを利用したシクラメン、ベコニア、プリムラなどの鉢花、
宿根草、パンジー、ビオラなどの花壇用苗およびハーブ類。
家畜としては、乳牛150頭(うち成牛90頭)、採卵鶏10,000羽のほか、
山羊等がいます。



色々な野菜、ハローウインの飾り用に南瓜も買いました。

自宅に飾りました。


昼食、休憩を兼ねて、まきば公園、キープ協会の施設へ。

県立まきば公園
八ヶ岳南麓に広がる県立八ヶ岳牧場の一部を開放してつくられた、
雄大な自然と広大な緑の牧草地の中で動物とのふれあいが出来る
公園です。








キープ協会(KEEP)

八ヶ岳南麓(県有地であるJR清里駅前から八ヶ岳横断道まで約240haを貸与。)に、「清里の父」と呼ばれている米国人のポール・ラッシュ博士によって1938年(昭和13年)に建てられた。
キリスト教指導者研修施設の清泉寮が母体となっています。
Kiyosato Educational Experiment Project(清里教育実験計画)の
頭文字をとり、名づけられました。
創設者ラッシュの「人類への奉仕」の4つの理念、「食糧」「保健」「信仰」「青年への希望」に加え、「環境教育」「国際協力」を掲げて、自然と
触れ合う体験型学習の推奨や環境保護活動を行っています。
山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター、やまねミュージアム、
キープ農場、清里聖アンデレ教会等があります。



清泉寮

清里開拓のシンボルです。
本館玄関に掲げられているXマークは、聖アンデレというキリスト教の
守護聖人にちなんだ十字架(聖アンデレクロス)で、
赤い三角屋根とならんで清泉寮のシンボルです。


本館前には1980(昭和55)年に建立されたポール・ラッシュ博士の
銅像が、富士山の方向を向いて立っています。


赤い橋

八ヶ岳高原ライン 東沢大橋(ひがしざわおおはし)

川俣川東沢渓谷地獄谷にかかる赤い橋でおなじみの東沢大橋。
長さは90メートル。後方に八ヶ岳。
橋の東側(清里駅側)の展望台に車を停めて
景色を楽しむことができます。


展望台から、川俣川渓谷沿いの、遊歩道に下りていくと
清泉寮へ行くことが出来るようです。
「清泉寮→」の看板あり。


綺麗な景色を眺めながら帰路へ。



説明文は、それぞれ公式ホームページを参考にしました。









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