【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

桜の粉河寺

2013-04-01 | 花だより

粉河寺
桃源郷を後にして、粉河寺へ。
大門(重文)

高野山、根来寺に次ぐ、威容を誇っているようです。
門を入ると、本坊の隣に童男堂(和歌山県指定文化財)が。

本尊、千手観音の化身、童男大士(童男行者)が祀られています。
赤に白の桜が綺麗です。

湯浅桜
六角堂の前の湯浅桜です。




中門をのぞむ



念仏堂(阿弥陀如来を安置)の前には枝垂れ桜が。


阿弥陀如来(和歌山市指定文化財)です。


中門(重文)です。1832年建立。

四天王が祀られています。「風猛山」の偏額は、紀州徳川十代藩主、治宝侯の直筆だそう。


ご神木のケヤキです。




千手堂(重文)です。1760年建立。

千手観音、紀州歴代藩主とそのゆかりの人々の位牌を祀っているそうです。

石庭。




粉河寺庭園(国指定名勝)は、本堂の前庭と下の広場の高低差を処理する土留めとして、又、広場から本堂を仰ぎ見る前景として築かれた石組みで、日本庭園の中でも先例のない様式だそう。
蘇鉄、さつきなど、確かにそうですね。

本坊を横からみた所です。

ちょうちんに寺紋の井桁がみえています。

河津桜

背丈1メートル程の河津桜が、ありました。チョット散りかけでしたが・・・。

ズームで撮ったのでボケていますが、この鳥は?

シメです

隣接している(境内?)寺と神社です。
十禅律院


十禅律院は紀州侯、990年建立の天台宗の寺です。
阿弥陀如来が安置されています。
いり口にある「イブキ」は紀の川市指定、自然保存木だそうです。

十禅律院の隣に・・・
粉河産土神社


子供達がボール遊びをしたり、走り回ったり、なんだか自由な所でした。
孔雀がいましたよ。
西国第三番札所、厄除け観音として、大伴孔子古(おおとものくじこ)により770年に開創されたそうです。
本堂には、粉河寺縁起絵巻(国宝)も見られます。
桜と建物、「いい感じ」でした。

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