保健福祉の現場から

感じるままに

糖尿病性腎症重症化予防

2024年07月04日 | Weblog
糖尿病ネットワーク特集コーナー「腎臓の健康道~つながって知る、人生100年のKidney Journey~」(https://dm-net.co.jp/kidneyjourney/)が目にとまった。「糖尿病診療・支援のための腎臓病リスキリング 慢性腎臓病とSDM~life goalsと療法選択~」(https://dm-rg.net/ckdsdm)もセットでみておきたい。国保や後期高齢の重症化予防(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000121935_00001.html)も悪くないが、やはりポイントは勤務世代であろう。特定健診・保健指導(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161103.html)の「2022年度特定健康診査・特定保健指導の実施状況について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001251421.pdf)p6「表5 特定健康診査の実施率(被保険者・被扶養者別)」では全国健康保険協会の被保険者の実施率64.6%であるが、「労働安全衛生法に基づく定期健康診断」(https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/0000136750.pdf)には特定健診項目が含まれており、この実施率は低いと言わざるを得ない。NDBオープンデータ(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177182.html)をみると、40代、50代で血糖コントロール不良者が非常に多い。しかも、このデータは特定健診(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161103.html)受診者のみである。中医協総会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html)のR5.6.21「外来(その1)」(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001110849.pdf)p92「診療情報提供料(Ⅰ)」の「② 指定居宅介護支援事業者等に提供する場合 診療状況を示す文書を添えて、当該患者に係る保健福祉サービスに必要な情報を提供した場合に算定する。」は、保険者による「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」につながるように拡充すべきであろう。「治療と仕事の両立(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000115267.html)に関して、「B001-9 療養・就労両立支援指導料」(https://recenavi.net/2024/B/B001-9.html)と「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000121935_00001.html) がリンクされても良いかもしれない。しかし、それ以前に、「2022年度特定健康診査・特定保健指導の実施状況について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001251421.pdf)p6「表5 特定健康診査の実施率(被保険者・被扶養者別)」の「全国健康保険協会の被保険者の実施率64.6%」をみると、中小企業ではまともな健診すら実施されていない可能性が感じられる。
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