保健福祉の現場から

感じるままに

臨床データ収集と医療計画

2021年11月29日 | Weblog
中医協総会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html)のR3.11.26「個別事項(その6)」(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000858716.pdf)p22「生活習慣病に係るデータ収集のコア項目セット」が目に止まった。R3.1.21日医総研「ビッグデータからみた生活習慣病(NCD)の実態~匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報データベース(NDB)による臨床像の解析~」(https://www.jmari.med.or.jp/research/working/wr_725.html)が出ていたが、医療計画(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/index.html)の糖尿病の評価では、「生活習慣病に係るデータ収集のコア項目セット」による分析は活用できないであろうか。NDBオープンデータ(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177182.html)の都道府県別レセプト件数や、経済・財政と暮らしの指標「見える化」ポータルサイト(https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/mieruka/index.html)の医療提供状況の地域差(https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/mieruka/tiikisa.html)のSCRで、自治体間比較ができるが、レセプト分析だけではみえない部分が少なくないであろう。ところで、R2.10.27「循環器病対策推進基本計画」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2020/201029_4.pdf)p11「国立研究開発法人国立循環器病研究センター(以下「国立循環器病研究センター」という。)をはじめとした医療機関、関係学会等と連携して、まずは脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、急性冠症候群、急性大動脈解離及び急性心不全(慢性心不全の急性増悪を含む。)に係る診療情報を収集・活用する公的な枠組みを構築する。」はどうなっているであろうか。全国がん登録情報(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06000.html)による分析データは、そろそろ行政計画の評価としても活用すべきと感じる。
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