保健福祉の現場から

感じるままに

マイナ保険証問題

2024年07月09日 | Weblog
「マイナ保険証」(https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16743.html)(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22682.html)(https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=oqs_csm_top)に関して、R6.7.9日刊ゲンダイ「「マイナ保険証」普及拡大へ支援金倍増でも…現場医師の批判は止まらない」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/357285)が出ているが、「高齢者は顔認証が難しく、エラーが出れば暗証番号が必要ですが、覚えていない患者が多く、保険証の提示に戻ることが多い」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/357285/2)は認識されているであろうか。また、6.7.8NEWSポストセブン「「マイナ保険証」導入強行で医療機関が廃業ラッシュ 読み取り装置・請求システムの導入費用が大きな負担、「制度についていけないので閉院を考えている」」(https://www.news-postseven.com/archives/20240708_1976057.html)、R6.7.8NEWSポストセブン「《マイナ保険証強行導入の現実》「設備投資に数百万かかる」廃業危機に瀕する開業医の嘆き 「医療機関1万件廃業」試算に現実味も」(https://www.news-postseven.com/archives/20240708_1976058.html)の廃業ラッシュは避けられないかもしれない。R6.6.21「マイナ保険証の利用促進等について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001266512.pdf)p7「医 療 機 関 等 に お け る マ イ ナ 保 険 証 利 用 促 進 の た め の 支 援 ( 一 時 金 の 見 直 し )」は、R6.6.28Web医事新報「マイナ保険証利用促進の一時金上限、診療所20万円、病院40万円に引き上げ」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=24593)でわかりやすく解説されているが、R6.6.22Flash「「そこまで税金使って何故やる」マイナ保険証普及で「病院へインセンティブ倍増40万円」窮余の策に「お金とかポイントで釣るような政策は止めませんか」批判殺到」(https://smart-flash.jp/sociopolitics/291601/1/1/)、R6.6.22東京「またお金…マイナ保険証の支援金「倍増」に医師「腹立たしい」と怒るワケ 政府の普及策で薬局の窓口混乱も」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/335123)のような報道もみられる。さて、中医協総会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html)のR6.7.3「医療DXの推進に係る 診療報酬上の評価について(ヒアリング結果概要等)」(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001270654.pdf)p3~6「マイナ保険証の利用が進みにくい事例について」のほか、「その他」をみると、なかなか厳しい状況のようである。全国保険医団体連合会んの特集ページ(https://hodanren.doc-net.or.jp/hokenshohaishi/)でまとめられている。医療保険部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28708.html)のR6.7.3「マイナ保険証の利用促進等について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001270775.pdf)はR6.7.4CBnews「マイナ保険証利用率、5月現在7.73% 地域差3.7倍 「徒労感覚える」」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20240705105317)と報じられているが、地域差だけでなく、病院間格差もかなり大きいかもしれない。R6.7.6日刊ゲンダイ「武見厚労相が薬局視察の茶番…マイナ保険証「利用増」報告にご満悦、意義説明には“台本”使用」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/357232)が報じられているが、現実がみえないかもしれない。R6.5.15「マイナ保険証の利用促進等について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001255485.pdf)p17「マイナ保険証の利用状況(国共済組合の利用状況) 令和6年3月利用実績」の「防衛省共済組合3.54%(R5,11月実績+1.04)」「外務省共済組合4.50%(R5.11実績+0.73)」「厚生労働省(第二)共済組合4.88%(R5.11実績+0.92)」のその後がどうなっているか、気になる。R6.2.16FNN「ナゾが解けた!霞が関の官僚がマイナ保険証を使わない理由」(https://www.fnn.jp/articles/-/658575)が出ているが、例えば、仮に「国家公務員のマイナ保険証利用率が8割超」となればよほどインパクトがあるように感じる。「マイナ保険証」(https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16743.html)(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22682.html)(https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=oqs_csm_top)の利用促進に莫大な予算を投じる以前の問題のように感じないではない。
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