保健福祉の現場から

感じるままに

救急医療体制と医師の高齢化

2024年05月20日 | Weblog
R6.5.19朝日「老いる医療態勢、逼迫へ懸念 山口県医師会が「時間内」受診呼び掛け」(https://www.asahi.com/articles/ASS5L4523S5LTZNB00FM.html)の「時間外救急で診察した患者が入院した場合、1人あたり3千円を医師に支給する。県によると、64の救急病院や診療所などが実施する予定。県は3千円のうち1千円を補助することにしており、2万8千人分の2800万円を当初予算に計上した。」が目に止まった。R6.5.14TBS「「医者の犠牲のもとに成り立っていた」開業医が高齢化 地域の夜間初期救急を大学病院に集約」(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1167493?display=1)が報じられているように、救急医療体制(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123022.html)に医師の高齢化が影響している地域が少なくないかもしれない。R6.3.29「「令和5年中の救急出動件数等(速報値)」の公表」(https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/20240329_kyuki_01.pdf)p6「表9 傷病程度別の搬送人員対前年比」では令和5年は「軽症(外来診療)」が48.4%を占め、対前年9.3%と急増しているが、「上手な医療のかかり方」(https://kakarikata.mhlw.go.jp/?utm_source=yahoo&utm_medium=ydad&utm_campaign=kakarikata)に関して、「こども医療電話相談事業(♯8000)」(https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html)、「救急安心センター事業(#7119)」(https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate006.html)、消防庁「全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)」(https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate003.html)などを活用したい。また、例えば、二次救急を担う地域の中核的な医療機関に初期救急医療体制(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001086188.pdf)を併設し、医師会が協力している地域もみられるであろう。
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