保健福祉の現場から

感じるままに

クリニカルパス学会

2008年11月24日 | Weblog
先週、クリニカルパス学会(http://www.jscp.gr.jp/meeting/pdf/2008program.pdf)に参加した。行政の立場から話す機会があったが、医療機関相互の調整、介護サービス事業所や保険薬局等を交えた連携会議や研修、地域住民への啓発など、保健所に対する期待の大きさを感じたところである。フロアからは、厚生労働省のパネラーに対して、「保健所の均てん化」を図ってほしい、と要望があったほどである。保健所の役割については、昨年7月20日の通知(http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/191113-j00.pdf)において、「保健所は、地域医師会等と連携して圏域連携会議を主催し、医療機関相互または医療機関と介護サービス事業所との調整を行うなど、積極的な役割を果たすものとする。なお、状況に応じて、地域連携クリティカルパス導入に関する検討を行う。」と明記されており、保健所を設置する自治体がどのように取り組むかである。全国保健所長会の「医療制度改革における保健所の役割強化に関する緊急アピール」(http://www.phcd.jp/katsudou/iryoseido_kaikaku_kinkyu_appeal.html)は、もっと対外的にアピールが必要なのかもしれない。医療従事者にとって、保健所は、免許事務で本来馴染みが深いのである。そういえば、もうすぐ隔年の届出がやってくる(http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/11/tp1117-1.html)。
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