保健福祉の現場から

感じるままに

医師確保のための実態調査

2008年11月12日 | Weblog
日本医師会から「医師確保のための実態調査 中間速報」(http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20081112_1.pdf)が出されており、みておきたい。地域によってもかなり異なるように感じる。地元の医師会や病院がどのように回答しているのか、知りたいところかもしれない。
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医者のモラル

2008年11月12日 | Weblog
「経産相発言は「責任転嫁」―日医」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/19131.html;jsessionid=6DCDBB5DFBAEAE2C01A89A795C875E0C)。<以下一部引用>
<日本医師会の中川俊男常任理事は11月12日の定例記者会見で、二階俊博経済産業相が救急医療機関で妊婦の受け入れができない事例が相次いで明らかになっているのを受けて、「医者のモラルの問題」などと発言したとされる問題について、「システム上の問題を医師のモラルの問題に責任転嫁するのは大問題だ」と非難した。>

2ちゃんねる(http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1226453632/)(http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1226367826/)(http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1226323113/)で盛り上がっている。なかなか過激な意見もみられる。「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」とされるが、これは「政治の立場」ではなく、個人的見解かもしれない。しかし、「医者のモラル」と一口に片付けられるものではない。

「「医師のモラル」発言を撤回し謝罪―二階経産相」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/19162.html;jsessionid=E3F1A08DEDD0FE0B2BAD6A15395053BA)。
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認知症、J-ADNI

2008年11月12日 | Weblog
高齢者ではパスのバリアンスとして認知症が少なくないと聞く。今年7月に「認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト」報告書(http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/h0710-1.html)が出され、「たとえ認知症になっても安心して生活できる社会を早期に構築する」ことが目指されているが、容易ではないようである。例えば、先月の認知症・虐待防止対策主管課長会議では、認知症疾患医療センターは150施設を目指すが9月24日現在で5都道府県11施設でしか整備見通しがたっていないと表明されている(保健衛生ニュース10月20日号)。それよりもやはり期待したいのは認知症の予防かもしれない。報告書の中では、「今後5年以内に、アルツハイマー病について早期に、確実に、身体に負担をかけない診断が可能となるよう、アミロイドイメージングによる画像診断、血液中のバイオマーカー等の早期診断技術の実用化を目標とした研究を推進する」とされている。そういえば、以前、核医学専門医から認知症の核医学検査が実用化に近いことを聞いたことがあるが、現在、臨床研究(http://www.j-adni.org/)が進められている。この解説記事(http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/mci20070520.htm)も興味深く、研究成果が注目されるところである。HP(http://www.j-adni.org/)には認知症一般情報もリンクされており、みておきたい。そして、認知症対策として期待したいのが、介護予防としての認知症予防である。これは、厚生労働省の「マニュアル」(http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/topics/051221/dl/08a.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/topics/051221/dl/08b.pdf)(http://www.nenrin.or.jp/chiiki/sonota/pdf/manual_0709/07_119-186.pdf)にも出ているが、「平成18年度介護予防事業報告」(http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/04/dl/tp0411-2a.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/04/tp0411-2.html)をみる限り、活発に行われているとはいい難いかもしれない。
 亡くなった祖母が重度の認知症で、周辺症状で大変であったことが思い出される。国家的プロジェクトとして認知症予防の推進を期待したいところである。

「徳洲会とGE Healthcare 脳内のベータアミロイド斑検出に用いる「11C-PIB」の技術供与で合意」(http://www.innervision.co.jp/041products/2009/p0901_02petmed.html)。
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