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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「はたらく人にありがとう」を読んで

2015年12月25日 17時48分43秒 | Weblog

 年賀状を投函してきた。25日までに投函すれば元旦に届くとは聞いていたが、なかなか実行できなかった。とうとうやったぞとひとり悦に入っている。孫たちにクリスマスのプレゼントは贈ったし、後はお正月を迎える準備だけだ。明日は誕生日会の人たちと忘年会。明後日は、カミさんの実家でやはり忘年会だ。親戚が集まる機会をなくさないという義弟の言葉に甘え、世話をかけている。

 今日はクリスマス。中学・高校と教会に通っていた頃は、厳かな気持ちでこの日を祝った。懐かしい気持ちがこみ上げてくる。父が初めて買って来てくれたクリスマスケーキを覚えている。比較的大きめのそのケーキを口にして、余りの油臭さにビックリした。バターではなくマーガリンで作られたもので、クリームの部分を除いて食べた。

 今日の中日新聞に「東海ろうきん」の広告があった。『はたらく人にありがとうメッセージ募集』の作品から、小・中・一般の3人の文章が載っていた。400字詰め原稿用紙1枚に書かれた作品を読んで涙が流れた。小3の男の子は、「ぼくのお父さんは、リフトマンです」といい、相棒が働く車だから全然しゃべらない、汗を流して黙々と仕事をしているが、家に帰ると冗談ばかり言って家族を笑わせる。そんなお父さんが突然真面目に「仕事があるからごはんも食べられるしお前たちと遊びにいける。だから仕事って楽しいだぞ」と言うのだが、それを聞いたその子は「お父さんはすごいと思います」と書いている。

 中学生の作品は、母親は働いているため学校行事に参加できず、そのためその子は「母が働いていることに対して恥ずかしいと思うようになった」。けれど、母の働いている姿を見て、「その日以来母は、私の憧れの人物になった」と結ぶ。一般の部では、工務店の店主から「お父さんが手掛けた仕事でクレームをつけられた事は一度もない」と聞き、職人の父親を「これが父なんだ」と気付き、「お父さん、あなたは私の誇りであり目標です」と綴っている。

 私はどんな父親だろう。私の父のように、良かれと思ったことが裏目に出たりして‥。まあ、普通の点数はもらえるかな‥。欲張りですかね。

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