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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

新語・流行語大賞

2015年12月02日 18時07分04秒 | Weblog

 昨日は風が強く、ルーフバルコニーでの作業はつらかったが、今日は風がなくて絶好の作業日だった。ちょっと早いけれど、天気の良い日にやっておこうと思って、バラの鉢の土を入れ替えている。放っておいても花は咲くが、土を入れ替えてやると大きくキレイになる。バラは肥料を惜しんではダメと言うけれど、手をかければ見事に応えてくれる。朝から夕方になるまで、ひたすら作業をした。学校から聞こえてくる子どもたちの声が唯一の楽しみだった。

 今年話題になった新語・流行語大賞は、「爆買い」と「トリプルスリー」に決まった。新語・流行語大賞が生まれたのは1984年だという。その年にどんな言葉が流行ったのか、世相を反映していて面白い。『現代用語の基礎知識』を発行している自由国民社が主催していたが、今はどうなっているのだろう。辞典のようなものは一度買えばしばらくは買わなくて済むのに、『現代用語の基礎知識』は毎年売れていたような気がする。

 古いところでは、「新人類」とか「オバタリアン」が流行ったし、スケートの荒川静香さんが金賞に輝いた時の「イナバウアー」や「なでしこジャパン」も耳新しい。「アラフォー」とか「倍返し」はテレビドラマから生まれた。日本語が乱れるなどと言われる割には、こうした新語・流行語がもてはやされるのだから日本は不思議な国だ。「いいころかげん」は日本人の最も得意とするところなのかも知れない。

 「トリプルスリー」は打率3割、ホームラン30本、盗塁30回の大記録なのだから、それを達成したヤクルトの山田選手とソフトバンクの柳田選手が称えられるのは不思議ではない。「爆買い」も連日のように報道されたニュースだから選ばれるのも当然かも知れない。でも、ちょっと、あの報道は過剰だったような気がする。「爆買い」が「バカ買い」のような、異常なものとして報道していなかっただろうか。

 かつて日本でも、海外旅行が珍しかった頃は、旅行に出かける人に「あれも、これも買って来て」と頼んだものだ。「爆買い」する中国人をバカにするようなゲストもいたけど、順番に同じことをしているに過ぎない。全学連とは全く違うものとして「SEALDs」が選ばれたのも時代を反映していて興味深い。ただ、次々と新しい言葉が生まれてくるので、私はだんだんついていけなくなってきた。

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