「オペラ座の怪人」の有名な歌曲「The Phantom of the Opera 」を
私は、目覚まし音楽にしている。
それと、特定の、ある人物からのメール着信音にも設定している。
これまでに映画でミュージカル版を観たことはあるが、今回は、劇団四季の舞台だ。
1986年にロンドンで初演され、東京でも1988年に劇団四季が上演を開始。
日本でも上演劇場を変えながら断続的に長期公演を行っている。
ということで、さっそく、ハービスエントの大阪四季劇場へ足を向けた。
舞台美術は素晴らしい。衣装も目を見張る美しさ。
さすが、ショービジネス!と、感心した。
メインとなるシャンデリアをはじめ、大道具類にも技とお金がたっぷりかかっている。
展開もテンポよく、舞台を十二分に盛り上げていた。
火薬や、照明をうまく取り入れ、巧みな演出でメリハリを効かせていた。
ゴージャスな衣装、音楽、ダンスは、絢爛豪華な時代を髣髴させた。
ただ、私としては、メインとなる役者
クリスティーヌ・ダーエ 役(苫田亜沙子)&怪人役(村 俊英)には、
満点をつけるところまではいかなかった。
なぜか私の目には、あまり魅力的には映らなかった。
家に帰って、インターネットで彼らの歌声を再生して聴いたら、とても上手に聞こえたのに。
なぜだろう?
映画のほうが、よかったからなのか?
どういうわけか、感性に響かなかった。
主役の女優、男優ともに小さく見え、
迫力、透明感や、ミステリアスな魅力に欠けるように感じた。
何よりも、歌のスキル、テクニックは上手いが、
心に訴えかける部分の歌唱力に問題があるように思った。

他に細かいことを言うと、最初のシーンでの衣装の着方が気に入らない。
主役の女優の胸もとが、やや大きく開きすぎだった。
全く同じ衣装を纏っている他の女優陣たちは、若干もう少し胸の開きが詰まっていた。
衣装の開きが揃っていないとすると、お粗末だ。
それとも、わざと主役を目立たせようとしているのか?
肉感的な面は、すべて排除して、透明感あふれる役作りを私は期待する。
もし胸の大きな女優なら、露出を控えるとか、工夫が欲しい。
西洋人の場合は、そう大して感じないのかも知れないが、
小じんまり見えるタイプの日本人の場合は、
胸が大きく開いたドレスは、私個人の感覚としては、好きではない。
最初にあまりよくない印象を持つと、それ以後も、動作、演技が気になった。
童顔が幼いかんじに映り、ダイナミックさに欠けた。
踊り子たちがバレエを踊るシーンは、好きだ。
クラシックバレエの基本の動きに則って軽快に、静かに、
トウシューズが床を舞う音の耳さわり、
パタパタ空気の回る気流を感じるのが、なぜか私は好きなのだ。
音楽もキレがよかったが、「ウイーン版エリザベート」のように、
生オーケストラというわけにはいかないようで、その分は臨場感は敵わない。
客席は、両サイドに少し空席があった。
今まで私が観た観劇、ミュージカル、ショーや舞台で、空席があったのは、初めてだった。
お客さんのノリもあまり良くないと感じた。
アンコールや、スタンディングオベーションも数回あったものの、
わたしはなぜか、不燃焼。
一緒に行った人は、「お客さんのノリは、それほど悪くなかった」と言っていたが。
あれこれ観るようになって、私の嗜好が、変化したのか?
好みが、はっきりしてきたのか?
感性が、鈍ったのか?
しかし、主役の俳優以外は、飽きさせない演出は良かったと思う。
うーーん・・・主役の俳優のどこが私にとって不完全燃焼なのか・・・・・???
やはり、「ウイーン版エリザベート」と比べてしまうからだろうか・・・
「ウイーン版エリザベート」の歌曲は、今でも耳に残っているような気さえする。
歌唱力が違うのか・・・?
ただし、クライマックスでは、しっかり涙がほろほろと、知らないうちに流れていた。
私は、目覚まし音楽にしている。
それと、特定の、ある人物からのメール着信音にも設定している。
これまでに映画でミュージカル版を観たことはあるが、今回は、劇団四季の舞台だ。
1986年にロンドンで初演され、東京でも1988年に劇団四季が上演を開始。
日本でも上演劇場を変えながら断続的に長期公演を行っている。
ということで、さっそく、ハービスエントの大阪四季劇場へ足を向けた。
舞台美術は素晴らしい。衣装も目を見張る美しさ。
さすが、ショービジネス!と、感心した。
メインとなるシャンデリアをはじめ、大道具類にも技とお金がたっぷりかかっている。
展開もテンポよく、舞台を十二分に盛り上げていた。
火薬や、照明をうまく取り入れ、巧みな演出でメリハリを効かせていた。
ゴージャスな衣装、音楽、ダンスは、絢爛豪華な時代を髣髴させた。
ただ、私としては、メインとなる役者
クリスティーヌ・ダーエ 役(苫田亜沙子)&怪人役(村 俊英)には、
満点をつけるところまではいかなかった。
なぜか私の目には、あまり魅力的には映らなかった。
家に帰って、インターネットで彼らの歌声を再生して聴いたら、とても上手に聞こえたのに。
なぜだろう?
映画のほうが、よかったからなのか?
どういうわけか、感性に響かなかった。
主役の女優、男優ともに小さく見え、
迫力、透明感や、ミステリアスな魅力に欠けるように感じた。
何よりも、歌のスキル、テクニックは上手いが、
心に訴えかける部分の歌唱力に問題があるように思った。

他に細かいことを言うと、最初のシーンでの衣装の着方が気に入らない。
主役の女優の胸もとが、やや大きく開きすぎだった。
全く同じ衣装を纏っている他の女優陣たちは、若干もう少し胸の開きが詰まっていた。
衣装の開きが揃っていないとすると、お粗末だ。
それとも、わざと主役を目立たせようとしているのか?
肉感的な面は、すべて排除して、透明感あふれる役作りを私は期待する。
もし胸の大きな女優なら、露出を控えるとか、工夫が欲しい。
西洋人の場合は、そう大して感じないのかも知れないが、
小じんまり見えるタイプの日本人の場合は、
胸が大きく開いたドレスは、私個人の感覚としては、好きではない。
最初にあまりよくない印象を持つと、それ以後も、動作、演技が気になった。
童顔が幼いかんじに映り、ダイナミックさに欠けた。
踊り子たちがバレエを踊るシーンは、好きだ。
クラシックバレエの基本の動きに則って軽快に、静かに、
トウシューズが床を舞う音の耳さわり、
パタパタ空気の回る気流を感じるのが、なぜか私は好きなのだ。
音楽もキレがよかったが、「ウイーン版エリザベート」のように、
生オーケストラというわけにはいかないようで、その分は臨場感は敵わない。
客席は、両サイドに少し空席があった。
今まで私が観た観劇、ミュージカル、ショーや舞台で、空席があったのは、初めてだった。
お客さんのノリもあまり良くないと感じた。
アンコールや、スタンディングオベーションも数回あったものの、
わたしはなぜか、不燃焼。
一緒に行った人は、「お客さんのノリは、それほど悪くなかった」と言っていたが。
あれこれ観るようになって、私の嗜好が、変化したのか?
好みが、はっきりしてきたのか?
感性が、鈍ったのか?
しかし、主役の俳優以外は、飽きさせない演出は良かったと思う。
うーーん・・・主役の俳優のどこが私にとって不完全燃焼なのか・・・・・???
やはり、「ウイーン版エリザベート」と比べてしまうからだろうか・・・
「ウイーン版エリザベート」の歌曲は、今でも耳に残っているような気さえする。
歌唱力が違うのか・・・?
ただし、クライマックスでは、しっかり涙がほろほろと、知らないうちに流れていた。