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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

初めて山形に行った

2024-10-31 | 
帰りは山形から新幹線に乗り、東京で乗り継ぎ、大阪へ。
最終電車には間に合い、ギリギリ本日中に自宅に戻ることができた。
電車に乗り遅れて、もう一泊、東京に泊まるようなことになったら、大変だ。

とりあえず、荷物を片付け、寝ます。
朝から、ちゃんと書くつもり。(あくまでも予定)
それにしても、旅というものは、朝早く、夜遅く、それが連日となると、まあなんと疲れることか。
そんなこと言っていたら、旅なんか出来ない。

日常と非日常

2024-10-29 | 
旅行2日目。
生まれて初めて福島県に行った。
人気がないコースなのか、参加人数が少なく、大型バス、1人でシート2席が割り振られ、ゆったりで良かった。
一般的ではなく、少数派にしか好まれない、こだわりの嗜好なのかと推測した。
バスガイドさんが、東北弁で新鮮だった。
夜、ホテルの部屋でNHKニュースを観ると、福島からの放送に切り替わり、これまた驚いた。
いつもは、大阪TV局なのだが、地元放送局からお届けするようだ。

またまた幼稚園児並の感想。
ホテルに一人で泊まるのは、非日常で刺激的であり快適、満足であるが、観ているTV番組がいつもの日常と全く同じ。
「非日常」と「日常」が、ぴたっと一枚に合わさっている。

暑いミニ電車旅

2024-08-01 | 
暑いけれど、一昨日は頑張ってお出かけした。
昨日もお出かけ。
1番上孫(小6男児)のお手伝い。 
夏休みの自由課題なんだそうだ。
朝、8時から出発するなんて言うから、9時半にしてもらった。
早過ぎる。
9時半過ぎのバスに乗って、その後は電車を乗り継ぐ。
計画は本人まかせだそうで、わたしは、たんなる付き添い。お付きの者。見守り精神安定剤。
どの電車、路線、時刻、行き先、全て自分で決めてその通りに乗るんだそう。
はぐれたらどうする??
予め、はぐれた時の取り決めをしておかねば。
彼はスマホを持っていない。
連絡できない。
駅の伝言板って、今はあるの?

昔、スマホなんかない時代は、連絡出来なくて当たり前だった。
一旦、携帯電話に慣れると、ケータイ無しで外出は不便、不安。
ガラケーの次は、スマホ。
手のひらサイズの、歩くパソコン。
なんでも調べられ、その場で予約したり売買もできる。
乗り換え時間や乗り換え駅、到着時間、などなど。
それなら、自宅で電車の乗り換えアプリを使って夏休み自由課題の宿題をすればいいのでは?
家に居ながら旅行気分。

ではあるが、やはり、実際に計画を立てた通りに、電車に乗らなければ臨場感がない。
それに、実践しないと、脳内ジャーニーでは、夏休みの宿題にならない。

とかなんとか、、、
やきもきしていたが。

実際にバス停に現れた孫は、スマホを持たせてもらっていた。
しかも、水色キャップの頭にはトンボ。


パパ(娘婿)のスマホで、3台目のものらしい。
なんと、パパは3台もスマホをもっていたのか。
びっくり。
そう言えば、家から出る直前に、いきなりグループLINEが急ごしらえで作られていた。
今日1日だけの3人グループLINEだと思われる。
パパ、孫、わたし。
ついでに、GPS機能を使って、どこにいるか、把握できるように設定されていた。
司令塔はパパで、操られている。

孫は、夏休みの自由課題宿題として、私鉄が発売している駅めぐりゲームに参加。
一日中乗り放題(エリア限定)の乗車券とゲーム参加料が、セットになっている。
それを駅で買って、スマホ上でサイコロを振ったり、クイズに答えたりして、目的地の駅を回る。
それぞれの駅を回って駅のQRコードを取得すると、スタンプラリーみたいな運びになる。
途中、ミッションが設けられ、得点する度に、架空の助成金をゲットし、全国での順位が発表される。

はじめのうちは、改札口までわざわざ付き添い、改札を出てからのQRコード探しに、駅員さんに聞くなどのアドバイスをしたり、手助けをしていたが、だいたい要領がわかってくると、孫はひとりでも出来るようになってきた。
午後になり、小さな駅では日差しがホームにガンガン降り注ぎ、車両を降りてホームの端から階段に移動するまでが、暑い。
孫は、駅のQRコードを得るために、階段を降りていちいち改札口を出る。
その間、わたしはホームに設置されている待合室でひと涼みして、孫が戻って来るまで待っている。
孫は乗る電車が来る前から、わたしにホームに出て乗る電車を待て、とうるさい。
わたしは、電車がホームに到着してから、待合室から出ても、目の前だし、十分に間に合うのに、早くから暑いホームに出たくない。
バトル。
それでも心配症の孫に引っ張られて、早めににホームに立つ。
電車に乗ればまた冷房が効いているからいいわ、と思いつつ、弱冷だったり、午後の日差しが座席に容赦なく入り込み、涼しくなんかない。
外よりはマシだが。
真夏、猛暑ではあるものの、涼しい電車移動、という甘い心づもりだったため、冷房対策ストールを持参していたが、なんのなんの、そんなものは全く必要なかった。
それどころか、バッグのスペースを無駄に陣取り暑苦しく圧迫してくる。

あちこち、一生のうちで一度も降り立つことがないと思われる、関西圏の駅の数々。
外国人の気分で、まわりの家並や風景を楽しんだ。
乗り鉄であり、撮り鉄になった1日。
9時半から19時半まで、孫との暑い10時間だった。
帰り、バスを降りて、別れ際に、孫に「ありがとう」と2回も言われて、嬉しくなった。
これもまた、とても幸せな1日だ。

※写真は、安倍総理が銃弾で倒れた駅、大和西大寺駅にある、近鉄オリジナルAIロボット、ARISA(アリサ)ちゃん。
色々、相談に乗って、案内してくれる。

わたしの滑舌が悪いのか、声が小さいのか、はたまた変なことを言っているのか、
彼女(アリサちゃん)に、「あなたの言っていることは理解できません」と言われてしまった、、、。


行って帰って、ワープ完了

2024-05-06 | 
今朝、帰国。
ああ疲れた。
もう遠くには行きたくない。
飛行機に乗りたくない。
帰りは着陸前に、けっこう揺れたし。

しかしながら、さてブログ記事でも書こう、、、と、旅を振り返ると、また現場にいる時とは違う感覚が生まれた。

東南アジア、最後の楽園。
愛知県ぐらいの面積の島。
さて、どこでしょう。
20年ぶりに訪れた、ウブドは、がらりと変わっていた。
車の渋滞、人混み、ごった返し。
西洋人観光客が多かった。
彼女たちは、ほぼ水着みたいな、太陽の光をさんさんと取り込む意欲満々、貪欲スタンスのファッション。
インド系、アラブ系、アジアの国々近隣からの観光客はあまり見かけなかった(ように思った)。
白い身体のあちこちにタトゥーだらけ、ガタイの大きな西洋人たちが、ここかしこに目についた。
たまたまか?
わたしが、顔を見分けられないだけか?
かろうじてわかるのは、肌の色。
老いも若きも露出度MAXで、陽射しを存分に浴びる。
日焼けしないように気をつけなくっちゃ、、、なんて人はゼロ。
日傘を差すと明らかに浮く。
日焼け予防手袋など、皆無。
日焼けしたくない心理は、概念として全く理解されないだろう。
「日焼けしたくなければ、来るな」の、ノリ。
白人ではないのに白くなりたい??
黄色人種の美白願望?
わたしの場合、たんに、シミ、そばかす、シワの原因増加を少しでも回避したいだけだ。
意味もなく、「日焼け」にこだわる説明が長くなった、、、)


ちなみに。
歴史的建造物を「外からばかりではなく、中も見たい」とわたしがガイドさんに言うと、、、
とある国の観光客のマナーが悪すぎて、建物内部を見学できなくなったらしい。
じつに残念である。
だが、マナーが悪いとは、ご本人たちは思っていない。
「マナー」という概念がないのだから、仕方ないと言えば仕方ない。
なぜ、列に並ぶ順番を守らなければならない?
横から入るのがなぜ悪い?
説明するのはかなり大変だが、根気よく教えていっているとか?
躾か?
「前よりは少し改善されました」とガイドさんは言っていた。
グローバル・スタンダードを学んだ?

お国柄?
文化的特徴?気質?
いろんな文化がある。
日本の重要な古来の建造物に、平気で自分の名前を彫ったりする観光客もいる。
文化的価値や意義は全く理解しないのだろう。
「価値観や文化の違いだ」と片付けられない、納得できない哀しい気持ちになる。

旅が終わって自宅に帰るとホッとする。
ひょっとしてその安堵を得たいために旅をするのだろうか。
人は未知のものや、刺激を求める?
わたしは、早く家に帰りたかった。
観光地は人が多すぎる。
時が止まったような所に、大量の観光客、、、。
時は止まるどころか、喧騒の中。
あんなうるさい場所に行きたかったわけではない。
(若い人には活気的に感じることでも、わたしの年齢では、やかましく感じる)

が、、、時代は変わる。
地元のガイドさんがため息をついていた。

とは言え、場違いな場所にいる(年齢、風貌、嗜好など)場違いなわたしだったが、今、帰って来て感じたことは、、、
その場に居て見聞きした瞬間は、まるで自分は居ないかのような、なんの接点もない、ミスマッチで無感覚な、こころがついて行かない形だけのものだったが、その場を離れると、またザワザワ音や色が付き始めた。
自分が住む世界とは、まるで関係ない、かけ離れた世界があるが、現実としては繋がっている。

※昨日、撮った街のワンカット。
写真に著作権©️をつけてみた。(実際には見えないが)

睡眠不足

2024-05-03 | 
ただいま現在、著しい睡眠不足中。
出発する朝は5時起きで、夜中の1時半を過ぎてもまだ寝てない。
あとで、疲れが一気に押し寄せると予想する。

一瞬、ホテルが素敵過ぎて驚いて感激したが、シャワーやバスが大袈裟な作りになっていて、わたしのニーズに合わず。
消灯して寝たいのに、天井のファンも止めたいし、外回りの照明も消したいのに、どこに電気のスイッチがあるのかわからず、大探し。
飛行機内で映画を2本も見て、腰は痛いし、もうヨレヨレ。
この旅行、先が思いやられる。

オーバーツーリズム

2023-11-23 | 
紅葉のベストシーズン。
京都で揉みくちゃになった。
特に、清水寺。
ものすごい人。
ぎゅうぎゅう。
一瞬、韓国でのハロウィン事故が頭をよぎった。
ある程度の年齢になると、過密人混みは避けたほうが賢明。
どこかから西洋人ガイジン団体さんの一人が、「ゲイシャ・タウン!?」と歓声を上げていた。
その固定概念の古さに、びっくりした。
わたしが帰りに迷子になった時、偶然、そこにいた、パリから来たという、人の良さそうな西洋人オジサンと一言だけ話した。

街中、バス停には、乗れないバス待ちの人々が長蛇の列。
バスが来ても既に満員のため、ドアは開かず行き過ぎる。
乗れない乗客は延々とバスを待つ異様な光景。
待っている人全員を一度に、仮に車内が空だったとしても乗せ切れないだろう。
溢れかえる人、人、人。
暗くなっても長蛇のバス待ち人を見て、なんだか恐ろしくなった。
インバウンドもあるのだろうけれど、京都、どうにかならないものか。
嬉しい悲鳴を超えている。
住民の皆さんは生活に支障をきたしているのを目の当たりにした。
11月下旬から新たな公共交通緩和システム(バスと地下鉄、共通切符で途中から相互乗り換え出来るとか)が、行われるらしいが。


行ったのがたまたま昨日、平日だったから、まだしも、今日、祝日(勤労感謝の日)だったら、どえらいことになっていたことだろう。
秋の快晴。

しかし、まあ、
京都の秋。圧巻でした。




期限制限付き、楽しみ

2023-11-07 | 
小旅行の記録を書こうと、紙製ダイアリーbookに、シャーペンを走らせようとした。
が、、、ふと、ん?と、シャーペンが止まる。
大まかな地域名はわかるものの、正確な地名や駅名がわからない。
自分の生まれ育った市なのに、、、!
なんと、いいかげんな、大雑把な記憶。
というか、元々記憶に刷り込む時点で、ちゃんとした名称や、地図、位置がわかっていない。
半世紀以上経って、そもそもわかっていなかったことが判明、認識して、そっちのほうが、ビックリだった。
幼児や小学生となんら変わらない原風景の捉え方。
成長した大人になっているはずの部分が、すっかり抜け落ちている。
まあいいか。
これからも、益々忘れていくんだから。

まるで初めて見るような新鮮な驚きを何度も味わえて、お得だ。エコだ。

しかし、わたしは3人年子の末子が生まれて4年ぐらいした頃(36年ぐらい前?)、このR山に、大の苦手の車を自分で運転して訪れている。
しかも、自宅から往復、一度も休憩せず、どこにも寄らず、不慣れで不案内の地まで運転し続けている。
さらに、助手席には外国人を1人乗せていた。
帰宅した後、家に入るやいなや、あまりの緊張と疲労に、廊下にうつ伏せて倒れ込んだ。
若い日は、なんだってやるんだ出来るんだ、元気だ、と我ながら感心した。
誰にも若い日はある。
遠い目。

でも乱視を通り越して、老眼なのに近視だから近くは見える。
近くはメガネ要らず。遠くはさっぱり見えないけれど。
いや、そういうことではなくて。

とりあえず、ブログネタもいっぱい仕入れることができたし、家の外に飛び出すのは刺激的だ。
ただし、足手まといにならないうち、孫たちが中学になるまでは、旅も同行させてもらえそう。

非日常空間をあと5年、制限時間付で目一杯、楽しみたい。



故郷なのに初めて行ったような感覚

2023-11-07 | 
さて、何から書こう。
昨日、一昨日、先一昨日は、2泊3日の一族旅行に行ってきた。
4組12名。1組につき3名ずつ、、、ではない。
①大人1名(長男)②大人2名(我々夫婦)③大人2名➕子供1名(次女一家)④大人2名➕子供4名(長女一家)
合計すると、大人7名、子供5名、総勢12名。

皆んなでピッタリぞろぞろご一行様で行動するのではなく、ゆるやかに行き先を共にした。
確実に顔を合わせるのは、晩御飯と宿泊ホテルと朝食。
あとは、自由、大まか。
だいたいは同じような場所にいたが、長男だけは仕事がらみの案件を抱えていて、日中はまるで別の離れた場所で別行動。
まあ、遥々遠方から参加してくれるだけで有難い、嬉しいから、ちょっと顔を見れたらそれでよし。

それにしても2歳児、3歳児は、まだまだ手がかかる。
必ず日程の真っ最中に活動中に寝てしまう。
お昼寝を挟む。
ベッドや布団でじっとお昼寝なら良いが、外で歩いている途中や、何かをしている途中に、「抱っこ!」と言ってきて、おんぶや、抱っこしたまま、ぐーぐー。
歩く人間型移動ベッド。
3歳児のママ(わたしの長女)は、ベビーカーは持ち歩かないので、おんぶや抱っこのまま、歩き続ける。
いやはや、ママはすごく体力がいる。
パパは、別の子供の子守りで別の離れた場所で別行動していることが多いので、ママは1人で体育会系パワーがいる。
わたしはお手伝いしないのでただただ、若い人はスゴイなあと感心するのみ。
というか、あんな重い子供を長時間、歩きながら抱っこもおんぶやもできない。
頑張ってお手伝いして、腰でも痛くなったら、かえって迷惑かけるし。
第一、期待されていない。
それをいいことに、子守りは手伝わないことにしている。
自分のことだけする。人の役には立たないが、人の手は借りない。

公共交通機関(電車、バス、ケーブルカー、ロープウェイ)と徒歩だけでの旅。
足腰は強くなる。
ただし、電車やバスの時間に間に合うためにダッシュしたりするスタンバイは必要だ。
そして、トイレは素早く、機会のある時に。
それと、待ち時間は必ずある。
だいたいの日程計画なので、いたって緩いスケジュール。
乗り物の時刻は、行動を見ながら調整する。
時刻表はあらかじめ頭には入れている(ようだ)。
やはり、幼児と一緒の旅は、大人本位に行動しにくい分、時間をゆったり取っているのが良い。
というか、小学生や幼児と同じ思考回路と体力で参加しているため、着いていくだけで頭を使わなくて良いので楽ちんだ。
団体旅行の最後尾の一つ手前の参加者イメージ。

今回の旅行先は、わたしが生まれ育った故郷の市で、よく行った場所、マイ・テリトリーではありながら、自家用車以外で行ったのは初めてだったので、とても新鮮だった。

旅いろいろ

2023-08-23 | 
旅の広告がたくさん届く。
文字通り、ピンからキリまで。
往復船中泊の弾丸格安ツアーから、飛行機ファーストクラスの旅。
お値段は、200倍ぐらいの格差。
弾丸船中泊旅行は、学生バックパッカーなら良いけれど、老年にはちょっとしんどそう。
かたや、ファーストクラス旅は、寿命が切れる間際に行って早くお金を使ってしまわないと、という駆け込み需要狙いか。

広告も格安ツアーは、デザインなどどこ吹く風、目いっぱいゴチャゴチャ、赤色と黄色を派手に駆使して、隙間なく情報が詰め込んである。
お高いツアーは、値段を見る時に、桁を間違えないように、一、十、百、千、、、と、一つ一つ数えなければならない。

お任せパック団体旅行は、何にも考えず、ただただ着いていくだけで楽だが、どこに行ってきたの?と旅行後に聞かれた時、(例えば)「九州」とか、一歩突っ込んで「南九州」とかは言えるが、詳細はしどろもどろになる。

叔母が旅行した昔は、田舎の家の前まで一軒一軒、団体客用バスが回って来て拾ってくれ、そのまま飛行場に行き、そのまま海外に行き、手続きは添乗員まかせで、帰りも送り届けてもらい、どこの国に行ったのか、おぼろげにしかわかっていない人もいる。
TV画面に映し出される風景が目の前に実際にある、というもの。
後日、TV旅番組で紹介されていると、
「あ、行ったよね、ここ。行った、行った」
と、TVで映る場面と現実で見た記憶を擦り合わせる。
だが、実物よりTV場面しか覚えていないことも多い。

ある団体旅行、、、
南西フランスで個人旅行の日本人と道ですれ違った。
その人は、「どちらに行かれました?」と、不自然でもなんでもなく、にこやかに話題を投げかけてきた。
「この近くの街です。素晴らしいですね」なんて、いかにも地名がわかってない答え。
その人は苦笑い。
こちらも苦笑い。

この団体パック旅行は、至れり尽くせり。
帰国後の旅の記録、思い出まで写真を添えてミニ冊子にして送り届けてくれる。
ありがたいが、これでは復習の機会がない。
あらまあ楽、と、目を細めて手作り日誌を見るが、パンフレットとまとめて保管したら、これでいつでも旅の記憶を確認できると一安心する。
記憶の確定材料が出来た安堵と共に、脳は、定着する前に早々に役割をバトンタッチしたら、あとは、すーーっと脳から消える。
脳をスポイルしてくださる、親切な旅行会社さん。
感謝するものの、あのファイル、家のどこに置いたっけ?


旅の思い出は、状況による。
台風6号とともに行った、直近の九州旅行。
小5孫に感想を聞いたら、「サツマイモが美味しかった!」と。
ん?と一瞬なんのこと?と考えたが、これは、地獄めぐりのワニ園の横で売っていたもの。
彼は大のサツマイモ好き。
わたしもあのサツマイモはかなり美味しかったと思う。
暑い中、暑い日程、湯気がもうもうの地獄めぐり。
あの暑い時期に、まあなんと。
暑さでうだるワニ。
そのワニ園を出たところに、おじいさんが細々と出店で焼きイモを売っていた。
おじいさんの熱中症が心配だ。

と、暑い季節は涼しい地域に、
寒い季節は暖かい地域に、
そう行き先を決めると思うが、我々の場合、暑い時に更に暑い地域に、そしてその中でも更に熱い地獄めぐり。
インバウンドの外国人しかいないのではないかと思うぐらいのチョイスだった。
思い出作りは、何も快適だけが良いのではない。
不自由だったり疲れたり、不便だったりする思い出のほうが記憶に残る。
その中でピカイチ、サツマイモがインパクト大なら、結構なことだ。
旅は手作りは手作りの良さがある。



馬はエネルギッシュ

2023-08-13 | 
動力エネルギーに、「馬力」というものがある。
鉄腕アトムは、十万馬力!
この力強い馬力で、湯布院の街中をぐるりと回った。
近くで見ると、馬は立派だ。
GWに石垣島の近くの竹富島で牛車に乗ったが、牛とはまた違う。
将軍さまか騎士になって、パッカパッカと馬を乗りこなすのはカッコいい。
わたしの父は午(うま)年ということもあり、馬が大好き。
学生時代は乗馬部。
義姉も乗馬をしていた。
わたしは、とても乗れないので、馬に引かれてポコポコと西部劇の幌馬車の乗客気分。
行く場所、行く場所、観光客の皆さんが、にこにこ笑顔で手を振ってくれる。(馬に)
注目を集め、凱旋パレード中の大谷投手になった気分だが、皆さんは馬に釘付け。

ちなみに、何頭もの馬が駆け巡る躍動感溢れる大きな絵画を実家からもらってきた。
夫の実家をリフォームした際、リビングルームに掛けているが、しみじみ、、、父の活力をもらっている。

それにしても、湯布院は素敵なところ。
外国人だらけなのが少し気になるが。
世界ではあちこち心配事象がたくさん起こっている、、、
ではあるものの、インバウンド再開でまた、日本も世界も活気が出るといいなあと願う。