へんな洋食屋カフェ

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うーん、久しぶりにえらいモノを戴いたなっー！此れは先月くらいから懸案し一度や二度は物欲目録にも記載され休日徘徊の序でにはセレクトショップ(リサイクルショップだけど)や喫煙具店なんかで品物を拝見し踏ん切り、決意、決断、決心が付かずに入手しないでいたのである。今現在は、気に入っているが嫁さんが100円ショップで見付けてくれた品物を三色、予備を含めて6ケース持っている。喫煙具店なんかでは数万円する品物である。セレクトショップ(リサイクルショップだけど)でも万金はする。シガレットケースである。先日もリサイクルショップでLOUIS VUITTONの中古品が12800円で売られていたが今ではブランド品に興味は薄れているし万金を叩いて煙草入れもナンだと沈着冷静に買わずにいた。それが今日、常連の「ゴルゴ76」が持って来てしかもくれた訳である。因みに、そのゴルゴは76才である。しかも、二つもくれた。驚いたのは一つは20本入真鍮側ワニ革貼りである。更にもう一つは10本
入オーストリッチ貼りだ。いずれも百貨店(行かないけど)や銀座の喫煙具店(でしか売ってません)で二万円では買えません。双方共に大切に使われていたらしく痛みも少なくちょっとの修繕で治る。聞けば35年前に購入したとの事で、ケースの裏側の豚革にはGermanyの刻印が打たれている。キングサイズ煙草用なので明日からは早速にキングサイズの赤ラークに変更である。

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ダリダの「甘い囁き」の音採りを終えたがなぁんかパッ！としないなっー！あのダリダの伸びやかな歌声が原曲だかんなっー！しかしこの「甘い囁き」を取り上げたのは「囁き」シリーズの二曲目としてなのである。去年に編曲した「囁き」はミッシェル・ルグランの「風のささやき」であってやはりフレンチポップス特有の難しいリズムの曲の上にフレンチポップス自体がシャンソンを元と為すのでどうしても口語調の曲だから間合いが掴めない訳である。ましてやギターは伸びやかな音色は出せないから困難は極めるなっ！只、ボサノバ三部作の流れもあってなんとか完成させたいのである。先日の湘南モノレール各駅停車徘徊でしこたま口ずさんで漸く音採り～カタカナ譜面にまで到達した。モノに出来るか否かは、これからの弾き込み稽古次第だが諦めずに暫くはやってみっかっ！出来れば11月12日までにモノに為るか？の段階にたどり着きたい訳であるが、それはその日で此度のギター弦の使用期間が半年達成の大偉業達成に繋がるンですなっ！ギター弦半年使用達成記念曲
としてもモノにしたい訳である。

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へんな洋食屋カフェ店内の模様替えの準備である。週明けの木曜日に、家の自室に飾ってあった色鉛筆の絵(この画材は、佇むワインボトルだ)を持ってきて大判の写真ポスターを下げた訳である。その大判のポスターの場所には二点の作品が展示を待っていて今現在は台紙だけが二枚貼られている。更にもう一ヶ所の台紙だけの壁が在るが、其処はとある常連さんの絵が展示される予定である。実は依頼したのだが、絵の上手な中学生にへんな洋食屋カフェの雰囲気絵を描いてと頼んだのである。ちょっと企んでいる事が有るのだが、当へんな洋食屋カフェに関する全景若しくは部分景の絵をたくさん展示したい訳である。数ヶ月前に一枚描いてくれたお客さんが居て、その後その絵を切っ掛けにへんな洋食屋カフェの絵を集めたいとは考えていた。評価、評論は勿論しない。描く方のへんな洋食屋カフェに対する想いの表現を飾りたいンだなっ！オイラは今現在、写真も趣味にしているが行く先は撮影した写真を元に絵を描きたいが為に徘徊撮影をしている訳ですなっ！最終的には直
筆の絵なのである。オイラの中では写真は記録、記憶であって写真芸術は目指していない。

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突然ですが「申又」知ってますか？さるまたと読みます。あのご老体達が愛用する下半身用の下着である。オイラは生誕して55年経て初めて知った読み方と品物との認知であった。今日この休日の締めにこの安モン衣類品ショップに来なかったならば生涯知ることも無く過ごしたであろう認知であった。或意味、神の導きで字と品物が合致したとも謂えよう。「申又ーさるまた」は形状的には現代で謂うボクサーパンツに似ているが何しろ色合いがラクダ色だったりカフェオレ色なんですなっ！しかも生地は純然たる綿だから野暮ったいンですなっ！だからと言って80過ぎのご老体が柄モンのボクサーパンツは如何なモノか？と熟慮すればあの色、風合いに落ち着き愛用者に今も愛用されている訳である。しかしそれにしても何故「申又ーさるまた」と命名されたのであろう？しかも「猿」という霊長類の「さる」ではなく「暦」の「さる」である。庚申(かのえさる)なんて歴史的事件に語られる「申」だ。そんな暦的、歴史的な「申」を下着それもご老体用の下着に「申
又」として命名したのはどのメーカーだっ！「又」はなんと無く判る。誰もが判るであろう。女性だって判る筈である。「申」は如何なる意味合いが在るのか知りたい。

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そういえば、赤珊瑚の事で徘徊途中にでもお宝買取り店でも在ればと考えていたが、湘南モノレールの車内広告にそんな類いの店の広告が載っていたので電話番号を控え湘南江の島駅下車と同時に問い合わせをする。すると、赤珊瑚を求めているのは中国本国の富裕層だけで日本国内では只のアクセサリー扱いですから高価買取り額には為りませんなっ！と謂われた。うーん、残念だが確かに美しい血赤の赤珊瑚なので今暫くの間は所有していても邪魔でもないから普段使いに楽しむ事にした。だいたいが頂き物をオイラが銀で台を拵えてペンダントに仕立てた自作品である。と、マァ徘徊しながらも色々様々を諸々に考えあれこれと決断している訳である。例の「甘い囁き」だって口ずさみながら赤珊瑚の売却思案、チノパン発掘思案、路地裏名所発見、そして身に付いて自然ではあるが常に光を捕らえてカメラの露出をマニュアル換算して徘徊している訳である。只、テロテロ歩いてンじゃないかんねっ！五感のアンテナを張り巡らせて目配せ、音源方向、頭脳思案、被写体との距離、動体撮影
の間合い、街頭灰皿の位置なんかを考えて徘徊しているのである。つまり一種の学術なんだよっ！判っかなっー！学術なんだよなっー！

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復路のモノレールは一気に大船までを乗る。始発から終点まで乗りだ。所要時間は15分間位であろうか？大船駅からは黙って帰宅出来ないなっー！それは巨大リサイクルショップ「バザール」の存在である。発掘作業もする。巨大リサイクルショップなので古着、腕時計、古本と眺めるが発掘品を得る事は無く隣棟のマックで徘徊セット(マクシェイク・珈琲・チキンクリスプ・アップルパイ)のオイラ流一服セットを申し込み、受け取り、着席しつ食す。人間模様観察も兼ねた人間学的な一服である。此処から帰途には二手に別れて別の巨大リサイクルショップ「バザール」が在るのだが先日からの物欲目録に引っ掛かる範疇ではないので直帰の路線である鎌倉街道をひた走る。自宅の出前の弘明寺まで来たところで安モン衣類のお店を思い出して道を曲げて寄り道する。そうだっ！チノパンと五本指靴下を見てみっかっ？と思い付いた訳である。安モン衣類品ショップ独特の乱雑とした店内には下々庶民のおばさんが右往左往しているが男性客はオイラ1人であった。探
すのも面倒なので妙齢の女性店員さんに裾の決まったチノパンは有りますか？五足一束の五本指靴下は有りますか？と尋ねると案内というか引率されて売り場まで来た。チノパン(ウエスト88、股下70)1280円ゲット、五本指靴下(五色違い女性用)五足一束680円もゲットした。充実の休日締めとなった訳である。

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鯵の干物と言えば、秋口から春先までの干物関係は塩の効きが弱いからとても美味しいですなっ！夏場の干物は塩辛くてお土産で戴いても食べれたモンではありません。昨夜の粗食事に花を添えたのは、そうっ！大船のご仁の真鶴のお土産だった訳である。甘塩でとても美味しい干物であった。本来、鯵の干物なんかは旅館の朝食に鎮座しますが、当家では頂き物はその晩の糧と為るのである。鯵の干物とくれば、高級旅館だって干物の隣には蓋付の器に入った板海苔が添えられるから当家でも同様に、高級旅館並みに、板海苔を剥き出しでだが食べた。粗食事とは言うものの高級旅館の朝食並みの粗食事に変わった訳ですなっ！なぁんて事を思い出しながらモノレールは終点の湘南江の島駅に到着した。駅舎を撮影し江ノ電が街中を、それも腰越商店街のど真ん中を走る街道を江ノ電を追いながら撮影散歩する。先端の「小動」こゆるぎと読みますが、小動神社で参拝して腰越漁港へ回るとサーファー達が上がりの様子で着替えをしていた。その中には刺青バッチリのサーファーも居るではないか
？又、女性サーファーもサーフスーツを脱げばビキニである。うーん、なんかカメラをぶる提げているオイラは立場が不味くなってきたなっー！と、早々に腰越漁港を出て帰路のモノレール乗り場へ向かう。

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忙しかった１週間が過ぎて休日を迎えた。浅草、箱根湯本、大山詣でと徘徊思案はしていたが疲れも出て遠駆けは控え湘南モノレール乗り鉄を計画しバイクに跨がり大船へ向かう。湘南モノレールは大船～湘南江の島間を結ぶ懸垂式モノレールで全駅で８駅のミニ鉄道である。それぞれの駅下の街並みや商店街にも興味が有ったので本日は600円の1日フリー切符を買い求め各駅停車の大旅行を企てたのである。鉄道旅行というのは大袈裟だが、今日の各駅停車徘徊には訳があるンだなっ！気候もだいぶ涼しくなったのもそうだが、昨夜のご飯が最近我が家で流行っている素うどんだったのである。素うどんというのは、つまりかけうどんである。具は刻みネギのみっ！卵も落とさないっ！油揚げも浮かべないっ！揚げ玉も散らさないっ！天麩羅なんかはもってのほかである。正統素うどん、由緒正しい素うどん、教科書通りの素うどんを汁代わりにして鯵の干物と板海苔と白いご飯だった。要するに貧困粗食事だった訳ですなっ！で、その蕎麦汁があまりにも旨くて(にんべんで
すが)丼全ての汁を飲み干してしまったから翌日の午前中はおトイレに気を付けて行動しなければ為らないンですなっ！通常の路地裏徘徊だと公衆トイレはそんじょそこいらにはありません。で、駅構内なんですなっ！それぞれの駅周辺を徘徊する訳である。全８駅各駅停車徘徊を成功させれば大偉業達成という事にも為るなっ！

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報道で「赤珊瑚」を他国船が乱獲しに小笠原海域にまで来ているらしい。その数、二百隻とも要っている。「赤珊瑚」の価値が何倍にも上がっていて１グラム辺り五万円以上との報道も観た。実は、オイラはその「赤珊瑚」を持ってンだなっ！それも原体ではなく加工済みの宝石ペンダントである。推定３グラムだ。必要か否か？を自問自答すれば不必要である。誰か、買取り場所を知らないかなっー！赤珊瑚とは言うものの価値有る「血赤」の珊瑚だかんなっ！本当に１グラム辺り五万円以上なのか？事の次第によっては価値無しっ！なぁんて事も無いのか？台東区の宝石問屋街なんかには買取り店も存在するに違いないが何しろ遠い。今流行りのお宝買取り店ではどうか？明日の徘徊過程に買取り店探しも目的に加わる訳ですなっ！

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連休明けは些か店も静かに為った。数組の方々がニュース・エブリーを観たっ！と来店してくれたがそれでも暇である。ヤレヤレとばかりに大仕込みをして暇潰しとする。ソースなんかは直ぐ即席に作れないので暇は貴重だ。ギターも弾ける。懸案の「甘い囁き」は音を採る作業は終わったが中々曲に為らないンですなっ！とにかく間合いが難しい訳である。コード進行も普通ではないので和音を付けるのも大変だなぁ！更にリズムはボサノバだから或意味では困難を極める曲で断念しそうである。ましてやギター一本での演奏を目指す訳だからかなり苦心している。ギター歴40年のオイラもちょっと挫けそうですなっ！こんな場合は常套手段の徘徊口ずさみで音程とリズムを叩き込みギターに移し換えるしかない。明日の休日は口ずさみ徘徊の予定であるが、さぁて何処に出掛けようかが未だ決まらないのである。