へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋カフェ

2013-01-22 07:13:02 | Weblog
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庭の作業場に入る。戴いた真鍮製のライターケースの磨きを行う。先ずは、あちこちのキズを鑢の番手を換えながら研いでいく、1000番手まで磨かれた時点では光沢のないホースヘアー状態で(綺麗な擦り傷)あるが問題はこの後である。2000番手の高速回転のリューターで光沢の出るまでひたすら磨くのだがあまり磨くと表面が波打ち状態に為り仕上げでの鏡面に歪みが出るンだな。平面は平面、曲面は曲面らしく下地を整えたらバフ掛けで仕上げだ。徐々に面が鏡の如し輝きに光り始める。完成時は新品以上の輝く光沢で使うのが惜しくなる程である。新品以上の光沢というのもナンだが、新品時はおそらくコーティングがされているので真鍮が本来持つ素材の光沢とは違うんだな。多分、プレスで造られているので真鍮自体は組織が密ではない。そこで鑢でシゴキ、タガネのヘラで更にシゴクと金属組織は密に為る。密に為れば磨いた時点では密の光沢と為る訳である。15年間の彫金趣味の為せる理屈と技術の技と謂える。タクシー内の忘れ物の更に戴いた真鍮
製ライターケースに理屈や技術は如何なモノか?とは思いつつ「ドゥだ、マイッタかっ!」と夕飯のカレーを造る嫁さんに魅せたが「あまりに綺麗な仕上がりだから返せっ!と言われるよ」と脅された。

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