今朝方にギターの師匠から連絡有り、頼んで置いた譜面を届けてくれるの事。今まで弾いた経験の無い曲だが気になってはいた。クラシコのグラナドス作曲「スペイン舞曲10番」である。頼んで一週間だが、弾き処というか聴かせ処の表現も記してくれる事に為っている。其の間、CDなんかで其の曲は聴かないのが流儀である。演奏者の意図にはまってしまい自らの表現がしずらくなるからである。模範演奏なんかでは、指の運びやテンポの教授は受けるが模範演奏に惹かれてしまうと真似してしまう訳だなっ!グラナドスに関しては、25年前に5番6番をやっつけたが今では興味は無くなり弾いていない為に弾けない。スペイン舞曲は元はピアノ曲で、スペイン旋法の独特の旋律とリズムが魅力で叙情的・郷愁的なジャンルだ。当然、オイラの叙情的古典派印画機械持込散歩術中に口ずさむジャンルである。
休日の夕方に新聞屋からファイルが届く。当家は、読売新聞と神奈川新聞を配達して貰っているが読売新聞では毎月集金日に今年のオマケとして歌川広重の東海道53次のプリントを配布してくれ楽しみに集めファイルしている初老52才の大の男の細やかな喜びがある。思えばその昔、永谷園のお茶漬けの元に一枚づつ入っていた東海道53次のカードをせっせと啜りながら集めていたが、全53次には中々至らず何度も繰り返し集めた記憶がよみがえる。しかし、今回は毎月順序よく配布してくれるので完全収集が達成されそうである。歌川広重の東海道53次絵図は、叙情的古典派印画機械持込散歩術者であり画家であり写真家であり料理家であり音楽家であり彫金師であり歴史家であるオイラにとって江戸時代中期の重要な資料と謂える。又、散歩術の資料としても300年前の旅の情緒や風俗がかいま見えて当時の気持ちとなって徘徊散歩するオイラの貴重な財産となる訳である。印刷物と言えば印刷物、プリントと言えばプリントだが木版画なんか到底買えない
から大変有難いなっー!
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