整理術とか捨てる技術等という本が人気ですが、著者は悟っている。相当に苦しんだ筈だっ!整理出来ないモノ、その置き場・保管場所には必ずや沈滞の気運が澱んんでいる。風通しとは、モノが塞ぐ・モノへの思いが塞ぐ澱んだ空気を通す事。実際、お札も黴臭くなり硬貨も錆びる。モノには埃が乗り、機械物は潤滑油が切れ、金属は錆び、木材は潤いを無くし、楽器の音色は寝惚け、生物は腐る。沢山有れば有るほどその度合いは増し、欲しくて入手したモノへの心は薄れ、つぎ込まれなくなったモノの命はくちはて再生に多大な心と金銭が必要に…。
ここで、小マトメをする。シンプル・ライフー欲と無駄の日々ー収集ー数の自己満足と反省ー使いきれない認識ーまだまだ欲しいー迷走ー回りからの指摘ー必要と欲の判断ー収集物の優劣の認識ー潔い決断力の育成ー必要と不必要ー思い入れの度合いー思い込みの後悔ー潔断ーシンプル・ライフへの芽生え。こんなところですかねっ!オイラは、愚かにも20年位掛りました。今現在は、本当に必要で優れたブツ達ばかりですが、今後の事はまだまだ判りません。無駄な労力は決して有り得ないが、無駄なブツはどこにも存在する。気付いても続く物欲。