後、見掛け。これは、見栄という自発的な見せ掛とは違い受動的な見え方です。「隣の芝生は良く見える」の諺通り、人の生活は立派に見えるもんです。以前、父が言っていた「有りそうで無いのが金、無さそうで持っているのが金」と。最近、理解に至りました。その位、人は深く見えない。シンプルな様で複雑だし、平凡な様で非凡。とにかく、その様に感じるのは無駄が多いという事だし、見栄も張るし、見極める目も出来ていない。人は人、自分は自分と割り切りツツも、人の生活を羨んだり憧れたりして、ヤッカミの心が産まれたりもする。
そして「平凡」に暮らしている。平凡、これがまた難しい。思えば、若くに結婚し2.3人の子供に恵まれ、普通の経済感覚で生活し、離婚もせず、大病なんかもしないで、転職の経験も無く。となるかなー！意外に難しいのではないかなっ！計画しても自分一人ではないから思い通りには行かない。きっと人生で一番困難な事は、「平凡」かも知れません。シンプル・ライフには、「平凡」も根底に必要。無理に何でもかんでもを一本化して、一人・一つ・単独・シンプルというも唯我独尊で只の変わりモンにしか過ぎません。結構そんな方いますよねっ！