長谷川よしきのブログ

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趣旨の分からない「公開質問状」

2011年06月26日 | ブログ

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 数日前、「三田を愛する市民の会」を名乗って活動されている団体から上記の「公開質問状」が簡易書留で自宅に届いていた。

 現職三田市議会議員と7月24日投開票が予定されている市議補欠選挙に立候補を予定されている6名(欠員は3議席)の方へ届けている。6月26日(今日)までを回答期限とされ、期日までに回答がない場合は回答の意思がなく、「公開質問を拒否された」ものと判断するとしている。

 私は昨日夕方5時半過ぎに中央郵便局へ投函したので、なんとか間に合ったのだろうか。

 回答にあたっては、大変苦労した。なにしろ、質問の趣旨が良く分からない。

 「三田を・・・・会」(以下、「会」)には、参議院議員を務めた民主党元国会議員も中心になって活動されているようだが、議会のあり様については、充分に理解されているはずなのに、憲法や地方自治をあまりご存じないような選択回答(「その他」を除く①・②の選択内容)の記述である。当然のことならが、そんなことはあり得ないだろうから、何か他の意味合いでもあったのだろうか?

 6番目の質問項目「条例改正の直接請求」については、「市民の権利行使である」ことはその通りであるので、①に選択したが、それ以外の設問には、いずれも③「その他」を選択せざるを得ない。

 署名に応じられた5300余名の方々が、このような意味の良く分からない「公開質問状」を出されることを予期されていただろうか?勿論そこまでは予想されてはいなかっただろうと推察されるが、公開質問状とは別に「会」か、会長の思いがつづられた文章も同封されていた。

 その中で、議会が来年9月の選挙からこれまでの定数24名を22名に削減したことは不十分であり、「開かれた議会」を求め、また「議員を可能な限り減員し、少数精鋭」とするため「議員定数20名」への条例改正案に賛同を期待するとも書かれていた。定数を20名にすれば「少数精鋭」の議会となるのだろうか?

<市議会では、「会」から出されていた「4名削減」の請願を否決。そして議員提案された2名減の条例改正案が採択された。この22名への削減案に対し、私たち議員団は2名削減にほぼ等しい「歳費」の削減を提案したが、否決された

 「会」から「平成19年12月に数千名の賛同署名を添えて市議会議員定数を4名から6名削減する陳情書を市議会に提出しましたが不採択とされました」とある。三田の市議会では、「請願」の採択(不採択)をするが、「陳情書」にたいする「採択」または「不採択」はしない。(常任委員会で審議はする)