生後５０８日 外へ出たがる娘

最近、外に出たがるようになった娘。

異変を感じたのはつい最近。なんか静かだなあと思って、パッとベランダを見たら、そこには裸足の娘が。おいおい、いつのまに！
隣の部屋の窓を網戸にしていたので、それを開けて出たみたい。ゾッとした。
ベランダは、いちおう柵はあり、落ちたりはしないのだが、（３階建ての３階に住んでいる）でもなにがあるかはわからない。

なので、それ以降、うかつに窓を開けられなくなった。

でも、やはり出たがる。今までは、私がベランダに出て、洗濯を干している間は、おとなしくテレビを見ていたのに、近頃はテレビをつけていても、ベランダの方へやってきて、閉めている窓を開けて、なんとかしてこっちへ出てこようとする。

仕方がないので、くつを履かせ、ベランダへ出したところ、ごきげん。
プランターに花を植えているのだが、元々娘は花が好きなので、花びらを触って、「あっ」と言ってみたり、葉っぱを触って「ぱっぱ」と言ってみたり、わたしが水やりをしているのを見ていたせいか、自分でじょうろを持って、水をやるしぐさをしてみたり、とにかく楽しそうにしている。

まあ、テレビを見ているよりかは、こうやって楽しそうに過ごしてもらう方が、健全ではあるので、自分がベランダに出る際には、ついでに出してやろうかなと思っている。

また、昨日は、なんだか自分に余裕があったので、夕方、住んでるアパートの駐車場へ連れていった。ベランダだと、自分自身が、変なかっこでもまったく大丈夫だが、外へ出るとなると、多少身なりを気にしないとならないので、今後も、余裕がある時にのみになるだろう。

抱っこしてつれて出たら、おろせおろせと暴れた。まあ待ちなさいよ、と、現場へ到着し、地面におろした途端、首輪を取ってもらった犬のように、パーッと駆け足で一目散で道路めがけて行ったので焦った。

そして、車に向かって「ばいばい」と手を振る娘。何かの選挙にでも出るつもりか。危ないのでやめてほしい。

自由を得たのがうれしいらしく、てくてくと歩き回る。でも、すぐそばが車道だったり、溝があったりで、なかなかスリリング。なので、ちょっと危なくないところへ避難。

そこには草が生えていたり、石が転がっていたりしたので、娘と一緒にわたしもしゃがんで、石を触ってみたり、草を抜いてみたり、石を積んでみたり、ちょっと投げてみたりなどして遊んだ。
なんか、そうやって娘と一緒に遊んでいる自分が、とっても幸せに思えた。

で、そんなことをして３０分くらい遊び、汗もかいたので、すぐにお風呂へ入った。


外が好きになった娘。出たい時には、自分のくつを取ってきて、わたしに「ん！ん！」と差し出してアピールしてみたり、わたしの帽子と自分の帽子を、取ってきて、アピールする。帽子のありかなど、知らなかったはずなのに、びっくり。

また自分に余裕がある時には、外で遊ぼうと思う。



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