憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

憲法は教えない?

2006-09-23 14:29:22 | Weblog
狂った教育現場に一言

30代の女性教諭が言った。(社会科専任)
『私には憲法9条を教えられない』

Qどうして?に答えた。

「9条と自衛隊:どう考えても矛盾する。
教えれば教師首になりかねない。
卒業式に君が代歌わないぐらいの事で処分されちゃうのよ。
自衛隊を憲法違反なんて言えません。」

要するに彼女教諭は、
自衛隊違憲説に立っている。
教育は信念に従ってするものと考えている。
信念を曲げた指導は出来ません。
胆略思考の真面目な教諭。

間違っています・・・と言いたい。
私の考えを言うと・・・
憲法はきちんと指導する。(9条も条文も含めて)
自衛隊の存在もきちんと指導する。
両課題が議論になる(きちんと指導されれば当然出てくる議論)
違憲合憲は議論なっても・自己主張や信念は指導内容ではない。
裁判史などを歴史判断含め指導はする。
生徒は現実を受け入れ結論は出ないが納得する。
平和を考え憲法を考える人間に成長する。

教育の指導内容は教師の信念ではない。
社会に存在する事実である。

教育委員会の政治的介入が教育現場の混乱を招いている。
彼の女教諭の悩みの話し合いも出来なくなっている教育現場を憂うる。
物言う門外漢は多い。

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