憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

沖縄に見る ゆがんだ日米安保 変えるには!

2016-12-27 12:43:25 | Weblog
憲法第98条

 この憲法は、国の最高法規であって、
その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関する
その他の行為の全部又は一部は,その効力を有しない。
 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、
これを誠実に遵守することを必要とする。

<前段最高法規規定 後段国際規定法規
 優先されるのか 国民には判断できない
 司法の判断
 日米安保条約については
 後段最優先と思われるが・・・>

●●
東京新聞12/27日23面報道より抜粋

ゆがんだ日米関係を象徴

「今回、沖縄の土木技術者が告発した高江でのずさんな工事の実態は
 国内の法規を守ることより、米側におもねることに重点を置くという点で
 政府の姿勢を象徴しているとも言える。
 今月13日には、同県うるま市沖で米軍のオスプレイが大破事故を起こした。
 同県の抗議に対して、米軍トップのニコルソン四軍調整官は、
 『操縦士は、住宅住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ』と発言。
 これに対して県民から怒りの声が噴出したが、日本政府は、米軍に抗議するどころか
 米軍の飛行再開を容認した。
 この事故への対応とも、ずさん工事の現実は通底しているように見える。
 ・・中略・・
 59年の砂川事件の上告審判決は
 『日米の安全保障に関わる高度な政治判断は判断しない』という
 統治行為論を採った。
 これは事実上、日米安全保障条約が日本の憲法より上位にくることを
 司法が認めたに等しく、それ以来 米国がやりたいと言ったことを
 日本側が法的に止める手段がなくなった。
 違法を看過する突貫工事に背景にも、こうした事実が横たわっている。
 ・・・中略・・・
 安倍政権の沖縄への対応についても、『露骨にやるから目立つだけであって
 戦後のすべての政権は同じ』
 「米側の姿勢を変えるには、”統治行為論を変えるしかない”しかし、
  このゆがんだ構造を意識しているのは、
  座り込みなどの直接行動に出ている縄県民だけだ。
  どう国民全体に理解を広げるかが問われている。」

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