憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

呆れた行政の責任逃れ・・・群馬の老人ホ-ム火災に見る

2009-04-16 10:50:46 | Weblog
●行政の責任逃れもここまできたか!
 こんな日本に
 なってしまったことを嘆き悲しむ。
●群馬県の話である
*老人ホ-ム火災だ
 全国ニュ-スとなり
 知る国民が多いであろう
*10人の死者を出した
 なぜこんな惨い事件が起きた
 国民がそう感じた事件であった
*ホ-ムは
 NPO法人が運営する無届老人施設だった
*火災発生時の状況が明らかにされる
*当直は若い女性が一人だった
 対応はほとんど無に等しかったようだ
*焼死した施設は(部屋は)
 外からの施錠がかけてあった(徘徊防止の為に)
 逃げたくも逃げ出せなかった
 (施錠された扉近くに死傷者が多数だった)
*県内居住の入居者はなかった
 県外の入居者ばかりだ
 それも身寄りのない
 生活保護の人生を送る人達が多数を占めていた
 公的機関が施設の斡旋をしている
*事件後に
 死者の引き取り手もない人が
 公的機関の手で埋葬された
 涙なく見られないニュ-スだった。

〇有料老人ホームは
 行政に
 「適切な運営がなされているか
  指導が義務付けられている」
●当然行政の責任問題が浮上する
 “安全指導はどうなっていたんだ”
 県民・国民の多くが抱いた怒りである
●群馬県が
 取ろうとしている方針が出た
 「施設は老人ホ-ムに該当せず」
 “指導監督の対象外だ”
 “法律上の責任はない”
 とする県の方針が示された。
●行政の言い分
*入居者の年齢制限がない
*若年障害者も受け入れている
 要するに
 老人ホ-ムの法的根拠がない
 法的根拠がない施設に行政は関与できない
●実態は老人ホームである
 長期間放置して事件が起きた
 法的根拠のない老人ホ-ムだ
 行政責任はない
*あぁぁ・ため息が出た
 無責任の言い逃れにため息ばかり出る
●刑事事件としての
 業務上過失致死傷を問うことも難しいと・・・
※全国に同様無届老人施設は
 600箇所以上ある(厚労省発表)

◎こんな日本に誰がした!
 日本をダメにしたのは
 戦後続けたアメリカ一辺倒の日本改造だ。
 (米国文化の無条件受け入れ)
*昨年来の
 金融経済危機にアメリカが揺れ続けている
 アメリカ中心の世界の終焉を感じる
*日本が
 21世紀に生き残る道は
 「日本文化に回帰することだ」
 ”共存共生する日本に戻す=勝ち負け社会へお別れをする”
 ”他者のために生きがいを持つ国民性の回帰である”

◎新日本を創る総選挙が近い
 国民の投票行動に期待をかける
 その投票行動は『政権交代』である。