憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

日本農政・・江戸幕藩体制の農業に学ぶ知恵!

2009-04-13 17:31:39 | Weblog
◎自民有利な地方選結果に悲観をしてはいられない。
 悲壮感を払い飛ばして政策争点の発信を続ける

●今日も病院の待合室で老人の会話が耳に入る
*中国餃子はどうなったん?
*三笠フーズ汚染米は?
*食品偽装は・・・?
*七十五日で忘れては危険すぎます
*食糧自給率先進国中最低なんだってさ
*輸入に頼りきりである
*世界で食料争奪戦が起きる
*日本の食糧確保は大丈夫?
 疑問だらけの会話が続く

◎“食の確保&安全は”
 食料自給率向上で解決できる
 =日本農業の再生再建である 

〇政党は農業の再生を掲げる
 その中心は所得補償農政にある
 これでは
 ダメ農業再生に終わる(恐れあり)

●農業の株式会社へ!
 農業の工業化へ!
 夢を賭ける政策もある
 が、
 大きい疑問に突き当たる!

◎個人的に考える農業は
 こんなことになる。

〇日本農業は
 小規模農業が基本である
 いわゆる兼業農家である
 効率ばかり(利益追求)求めても
 日本農業の再生は無理である。

〇長いこと日本農業を支えたのは
 “3ちゃん農業である”
 爺ちゃん婆ちゃん母ちゃん=3ちゃん
 父ちゃんは日曜百姓である
 (勤務所得より<農業所得が大きい=第一種兼業農家)

〇この農業形態が壊れてしまった
 安価な輸入農産物が市場を支配した
 (結果は食の安全を捨て去った)
*野菜を軽自動車一台市場へ
 収入は
 箱代金とガソリン代にも届かない
 これが現実の野菜農家である
 これでは野菜作りも捨てざるを得ない
*農地は草地に放置されている。
 農業の高齢化ばかり言うが
 それだけではないのです。

〇地域の気候を生かした
 伝統野菜栽培が注目されています
 遠く室町や江戸時代に起源を持つ伝統野菜である

〇明治維新以来
 国産農業を止める政策が続いた
 戦後も続いた
 日本は
 農業を捨てて工業化に全力をあげ続けた
 気が付けば
 食料自給率先進国最低である

◎江戸幕藩体制では
 地域の特産物が各地にあった(現在に続く作品あり)
 領主が藩財政立て直しに努力する結果である

〇いま地方分権が声高に言われる
 江戸の幕藩体制に学ぶものありそうです
 意外と
 この当たりに
 日本農業の再生の知恵が隠されている
 そう思えてならないのである

◎総選挙の政策で
 日本農業再生の知恵が試される。





 

政治指導者不在の国民の不幸・・・その責任は国民にもある!

2009-04-13 15:36:45 | Weblog
〇地方選に自民勢力が復活している
 流れが変わったと細田幹事長が語る
 麻生総理も解散へ勢いが出そうである

〇自民公明の大負けは消えたようだ
 だが、
 間違いなしに議席減は起こる
 どう見ても
 「3分の2確保は無理であろう」
 そして、
 参院の野党多数に変化はない
 衆院の3分の2を失った自公政権は
 野党の協力なしに国会は機能しない
 総選挙後に政党動乱が続く
 民主自民どちらが切り崩されるかであろう
 5月解散総選挙は
 政治の混迷の長期化である。
 国民の不幸は続く!

●自公政権が続く限り
 政治改革はできない
 =官僚機構支配の政治が続く
 国会は
 官僚の作文発表が続くことになる

●政治指導者不在の日本
 国民にとってこれほどの不幸はない
 政治指導者が育たない!育てなかった!
 国民が受け取る負の遺産である
 利益誘導選挙に明け暮れし
 長期政権を許した国民に責任がある。

〇来る総選挙は
 従来総選挙と違う
 『政策選挙になる』
 国民の英知に期待する。