憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

軍備を持てば使いたくなる、だから持たないのがいい。九条の会発起人故加藤周一さんの言葉である

2008-12-27 14:14:18 | Weblog
大衝突--巨大国家群・対決の行方
 *2008年9月30 第一刷発行
 *著者 池上 彰

〇著者が言う
 「国家群の五つの対決に絞って
  概観するのがこの著書である。
  日本の進むべき道を考えながら
  読んでいただけると幸いです」

〇精読したわけではありません
 指摘には的外れもありそうです
 気軽く受け止めてご容赦いただきたい。

〇第1章中国vsアメリカ「太平洋をめぐる対決」
 この第1章に絞った感想である

●太平洋の覇権を中国が狙っている
 これが大前提になっている
*20年先を読むと注釈がついている
 私如きには想像すらできない
 遠い未来の世界である。

●軍備拡張&軍事力が膨張し続けて
 軍事力行使の対決になる。
*アメリカ本土は
 中国の核攻撃の射程範囲にある
 中国の核の先制攻撃が懸念される
 (間違いなしに日本は破壊しつくされる)

●そうならない為にの提案は示されない
 不安を煽る奇怪な池上氏の主張である。

*著者はNHKの出身である
 政治への批判につながる主張には限界がある。
*危機を煽る論調は
 政府の危機を煽る
 同質のものを感じる。

◎読み進めながら
 何度となく
 “九条の会”の発起人である
 故加藤周一さんの言葉を思い出した
『軍備を準備すれば使いたくなる(使用する)
 だから
 軍備は持たないのがいい!』
※日本国憲法第九条を
 易しい言葉で明快に説明した。

◎20年先になっても
 人間は愚かであるのだろうか
◎人間の英知が
 武力対立を回避する
 「日本国憲法第九条が世界に共有される」
 私はそれを信じる
 それが9条に参加し活動する
 エネルギーである。